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第23回参議院議員選挙(2013年)

2632チバQ:2013/07/19(金) 00:26:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1372347998263_02/news/20130701-OYT8T01472.htm




〈5〉余裕なし初心の戦い

県議と共闘走りながら陣立て


田植え後の地域の慰労会に顔を出し、参加者と談笑する平野氏(6月23日、花巻市東和町毒沢で) まるで新人候補のような低姿勢ぶりだった。

 6月23日午後、花巻市内の公民館。農家らが田植えを慰労する祝宴「早苗饗(さなぶり)」を訪ねた平野達男は、「国政で仕事をする場を作っていただきたい」と頭を下げ、約50人の輪に加わると、時間をかけて1人1人と握手を交わした。

 「初当選した選挙の時は『きょうは何人と握手してこい』とノルマが課せられた」と、12年前の“初心”に立ち返った行脚を続ける。2期を重ねたが、全国政党の後ろ盾を失った今の平野に、訪問先をあいさつだけで中座する余裕はない。

 復興相の実績も現職の知名度も、生活の党代表の小沢一郎(衆院4区)の下で選挙を勝ち抜いてきたからこその強みだ。だが、その小沢と絶縁し、民主党を離れ、期待した自民党の支援は得られなかった。孤立無援に陥り、5月は大型連休明けまで1週間以上、議員宿舎で寝込んだ。

 窮地を救ったのは、6月に入って県議会で相次いだ支援表明だ。地域政党いわて4人、民主党会派の一部3人、無所属1人の計8人の県議が、実動部隊として活動を支える。

 「大きな戦力と大きな勇気をいただいた」

 平野は28日、地域政党いわての街宣車で朝から一関市と平泉町の18か所を遊説し、マイクを握る先々で、傍らに立つ同党代表の飯沢匡に感謝を伝えた。飯沢は「震災復興をしっかり果たせる人物を推すのが県民の使命だ」と応えた。

 6年前、平野は43万7000票と全国トップの得票率(62・6%)で再選した。陣営は「前回票の目減りをどう食い止めるか。20万票を切ったら厳しい」と読む。

 平野と支援県議の連携は14日にスタートして半月ほど。「準備はまだ全然できていない。統一的な戦略より、各県議がそれぞれ作戦を練る」(陣営幹部)と、短期決戦に向け走りながらの陣立てだ。

 ただ、民主党会派3人の後援会は、必ずしも一枚岩とは言えない。支援県議の1人は「元来の小沢支持者も多く、後援会は自主投票に決めた。平野に投票する人は半分ぐらいかも」。平野が一時、自民党の支援を模索したことで、後援会内には「いずれ自民入りするのではないか」との疑念もあるという。

 一方、県議会の異なる政治勢力が集まった背景については、「会派の再編をにらんだ動きだ」という見方も出ている。

 実際、地域政党いわての幹部は、参院選後の民主党会派分裂を見越し、こんな予測を披露した。

 「平野が当選すれば、新たな『反小沢』の拠点ができるだろう」

(敬称略、一條裕二)

(おわり)

(2013年7月2日 読売新聞)


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