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第23回参議院議員選挙(2013年)

2629チバQ:2013/07/19(金) 00:25:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1372347998263_02/news/20130628-OYT8T01672.htm
13参院選 混戦

〈2〉「自民色」前面で攻勢

組織力、自公連携に不安も


通行人と握手する田中氏(中央)(23日、盛岡駅前で) 田中真一の演説には“決めぜりふ”がある。

 「岩手は目に見えない『力』に縛られてきた。岩手を取り戻したい」

 23日夕、JR盛岡駅前に立った田中は、そのフレーズに語気を強め、4か所の街頭演説を締めくくった。

 「力」とは、生活の党代表の小沢一郎(衆院4区)の影響力を指す。参院選の勝利から21年も遠ざかる自民党県連だが、小沢の権勢がそがれつつある今回は「千載一遇の勝機」(陣営)だ。23日に駆けつけた党前副総裁の大島理森も「岩手の政治は新しくなろうとしている」と、傍らの田中を援護射撃した。

 党本部は全面支援の構えだ。安倍首相と石破幹事長に、人気の高い党青年局長の小泉進次郎を加えた3人は公示後の県内入りが決定。県連幹事長の千葉伝は「ビッグ3」と呼び、「最重点区に位置付けられている表れ」と喜ぶ。

 ただ、党本部が総力を挙げるのは、他県の多くで優位な戦いが予想される中、「岩手は微妙な情勢」(幹部)と分析していることの裏返しでもある。

 課題は田中の知名度だ。陣営は1か月ほど前、安倍・石破と田中のイラストを背中に描いたジャンパーを作成した。田中個人より「自民色」を前面に出す作戦で、30度近い暑さだった23日も、陣営スタッフは汗を拭いながらジャンパーを着込み、手を振った。

 3年前の参院選で自民候補は19万7000票を獲得しており、陣営は「当選ラインに届くには少なくとも前回得票の維持が条件」と、支持票固めを優先する。

 気がかりなのは、勝敗を左右する大票田の盛岡市の情勢だ。

 先の衆院選では盛岡を含む1区で民主党の階猛が当選したほか、生活の党に近い達増知事の支持基盤も厚い。2年前の県議選盛岡選挙区で2議席を獲得した地域政党いわては、自民党の推薦要請を蹴って平野達男支援に回った。

 苦戦の前兆は出始めている。市内のホテルに石破を招いた15日の総決起大会。500人の動員を目標に立ち見を想定して420席を用意したが、満席にもならず、20席前後が空いた。だが、県議の1人は「声掛けが徹底しなかった」と、淡々とした様子だ。

 元県議の佐々木洋平(71)が党の比例選に出馬することへの懸念もある。県内の自民票が入ることで「比例は公明、選挙区は自民」という選挙協力が崩れかねないからだ。比例選の公認が党本部主導だったこともあり、県連は「佐々木を特別扱いしない」と公明党の不信感払拭に躍起だが、一定の票が流れるのは避けられない。

 追い風に恵まれながら、組織力や自公連携に不安を抱える現状に、県連幹部は自嘲気味だ。

 「内憂外患とは言うが、内憂ばかりだな」

(敬称略、吉田拓矢)

(2013年6月29日 読売新聞)


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