したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第23回参議院議員選挙(2013年)

2624チバQ:2013/07/19(金) 00:22:02
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW1307162400013.html
ネットより伝統 アナログ選挙(上)
愛知選挙区の新顔候補の選挙事務所では、支援者が集まって電話で支持を呼びかけていた=名古屋市

[PR]
 「9時に○○、10時半に△△の順で回ります」

 参院選でインターネットを利用した選挙活動が解禁され、ホームページ(HP)でその日のすべての演説予定を事前に紹介する候補者が現れた。ただ、これはまだ少数派。演説する様子を撮影した動画をHPで公開する陣営もあるが、やはり少ない。


●電話・はがき・名前の連呼

 「できるなら公開したいが、人手と金がない」。愛知選挙区(改選数3)の新顔陣営の担当者は明かす。別の陣営は「演説予定を紹介しても、わざわざ来てくれる人は少ないのでは」と効果を疑問視する。

 12日午前。新顔候補の事務所で、支援者ら6人が電話をかけていた。

 「ご支援をよろしくお願いします」

 手元には候補者の魅力をまとめた「電話マニュアル」。朝から晩まで、後援会名簿をもとに支持者に電話で投票を呼びかけ続ける。「電話作戦」は従来型の選挙運動の典型だ。

 ある現職候補の陣営で、電話2千本の「ノルマ」を課された愛知県議は「4千回かけて半分通じるくらい」とこぼす。熱心な支援者は国政選挙のたびに投票してくれるが、それでも電話は欠かさない。「かけないと『何もやっていない』と思われちゃうから」

 支援団体や後援会組織を持たない陣営は、市販の電話帳データを買ってかけている。だが、「かけた側の電話番号が表示される電話機が広まり、知らない番号は電話に出てもらえない」(新顔陣営)という。

 電子メールの登場で影が薄くなったかのような「はがき」。ただ、選挙の世界ではまだまだ健在だ。

 選挙運動用のはがきは候補者の顔写真や名前が印刷されたもので、費用は一定限度まで公費でまかなわれる。支援者にはがきを配り、知り合いの宛先を表に書いてもらって回収し、まとめて投函(とうかん)するのが最も効果的とされる。

 このやり方で宛先を集めきれない場合は、電話帳データの住所を使うことも。ただ、新顔候補の陣営関係者は「知らない人から来たはがきで、投票しようと思うだろうか」。


●陣営は疑問の声も

 選挙カーからひたすら候補者の名前を繰り返す「名前の連呼」も、おなじみの光景だ。ある地方議員は「さほど票につながるとは思わないが、ほかの陣営もやるからやる」。欧米の多くの国で認められている戸別訪問は、日本の公職選挙法で禁止されている。ある現職候補の関係者は「不特定多数に訴えるには連呼しかない」と話す。

 旧来の選挙運動を繰り返すことに、疑問を感じる陣営関係者もいる。「ネットをもっと活用して、一人でも多くの有権者と効率的につながることはできないか」。だが、幾多の選挙をくぐり抜けてきた地方議員は一蹴するかのように語った。

 「意味のないことをやるのが選挙なんだ」(佐藤恵子)

     ◇

 ネット選挙の解禁が注目される中で、これまでと変わらずに続く選挙風景がある。そんな「アナログ選挙」の現場を訪ねた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板