したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第23回参議院議員選挙(2013年)

2498チバQ:2013/07/10(水) 21:26:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130710/elc13071021070026-n1.htm
【参院選】
社民党最後の砦・大分 「護憲」掲げて老骨に鞭!頼みの綱は「トンちゃん89歳」
2013.7.10 21:06 (1/3ページ)

十数分にわたり「護憲」を説いた村山富市元首相。人気はなお衰えない=10日午後、大分県国東市(津田大資撮影)
 存亡の危機に瀕する社民党にとって村山富市元首相を輩出した大分県は最後の砦。今回の参院大分選挙区(改選1)では、民主党が候補擁立を見送ったこともあり、農業生産法人役員の無所属新人、後藤慎太郎氏(38)に推薦を出し、総力戦を挑む。とはいえ、党勢の衰えは隠しようもなく、頼みの綱はトンちゃん(村山氏の愛称)のみ。卒寿(満89歳)を迎えても頼まれたら断れない性格だけに、なお老骨に鞭打って応援行脚を続ける。(津田大資)

 10日午後7時すぎ、後藤氏の演説会場となった大分県国東市の武蔵中央公民館。村山氏が現れると約400人の聴衆から拍手が起き、会場が華やいだ。トレードマークの白く長い眉毛はますます豊か。壇上で背筋をピンと伸ばすと穏やかな表情でこう語った。

 「アベノミクスで株が上がってよかった−とだまされちゃいけませんよ。一生懸命働いてもいつ解雇されるかわからない若者はたくさんいるんです。不安なく暮らせる社会にするのが政治をする人の責任でしょうが。日本の宝の憲法も子供や孫たちに絶対残してやらんといけません!」

 県出身の唯一の首相というだけでなく、その温厚な人柄から、村山氏の人気は党派を超えて絶大だ。村山氏をよく知る元公務員(61)は「人のために尽くして見返りを求めない人です。現役時代はほとんど休むことはなかった。トンちゃんは大分のおじいちゃんなんです」と熱く語る。

 社民党が大分県でなお組織力を保っているのも村山氏のおかげ。前回参院選(平成22年)の大分県の社民党得票率(比例)は11.9%で全国平均(3.8%)を大きく上回った。

 だからといって県民が心から社民党を支持しているわけではない。その証拠に福島瑞穂党首が公示直後の6、7両日に大分入りしたが、県民は冷ややか。大分市内のスーパーでの演説は日曜夕にもかかわらず、聴衆はわずか10人だった。

 大分社民党のもう一つの顔だった重野安正元幹事長も引退してしまい、党勢は衰えるばかり。民主党との選挙協力は不可欠だったが、民主党が、保守派の吉良州司元衆院議員の擁立に動いたこともあり、不調に終わった。

 社民党は後藤氏に推薦を出し、かろうじて面目を保ったが、民主党は「自主協力」、連合大分も「支持」とつれなかった。これでは安倍晋三首相の信頼の厚い首相補佐官で自民現職の礒崎陽輔氏(55)の優勢をそう簡単には崩せない。

 それだけに社民党が「トンちゃん頼み」となるのも仕方ないが、村山氏に要請した応援スケジュールは89歳にはあまりに酷だ。

 公示日の4日に後藤氏の出陣式であいさつし、その後の遊説に同行。7〜8両日は新潟入りし、10日以降は大分県内5カ所で演説会。15〜16日には富山県入りする予定だという。

 毎朝1時間の散歩を日課とする村山氏は、大きな病気もなく健康だというが、さすがに疲れたとみえ、数日前から足に雑菌が入り、腫れてしまった。10日の演説会は病院で診療してもらい、痛みをこらえて駆けつけたという。

 村山氏の心境を聞こうと10日午前、自宅を直撃したところ「選挙中は個別取材は受けちょらんのじゃが、来てしまったらしょうがない」と応じてくれた。

 「参院選が始まって安倍さんは憲法改正を言わんごとなったのう…。本音は変わっちょらんだろうから参院選に勝ったら思い切ってやるじゃろ。まあ、仮に占領下の押しつけ憲法であっても、これまで日本国憲法として存在し、国民の憲法になっちょる。憲法があったから今の日本があるんじゃろうが。なんで変える必要があるんじゃ。もう戦争知っちょるもんもおらんようになる。やれるうちは憲法は変えさせんちゅう思いでやっとるんじゃ…」

 村山氏は平成6年の首相就任直後、旧社会党の主張を覆し「自衛隊合憲」「日米安保堅持」を打ち出した。「譲れるのはここまでだ」と思っているのか。それとも「あれが失敗だった」と悔いているのか。残念ながらその真意は聞けなかった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板