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第23回参議院議員選挙(2013年)

2497チバQ:2013/07/09(火) 22:17:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130709/elc13070920220041-n1.htm
【参院選】
自民党王国・山口 林農水相、盤石な態勢 でもあちこちで軋みも
2013.7.9 20:20 (1/3ページ)
 安倍晋三首相をはじめ自民党有力議員が衆参6議席を独占する山口県は日本最強の自民党王国。参院山口選挙区(改選1)も自民現職の林芳正農水相(52)が盤石な態勢を敷き、共産と幸福実現の両党新人に大きく水を空ける。ただ、自民党山口県連が「鉄の結束」を誇るかといえばそうでもなく、あちこちで軋みが生じている。(大森貴弘)

 「正直に言って3日間しか地元にいない選挙は不安ですが、実行力のある政権を作るために、より多くの人に投票所に足を運んでいただきたい」

 5日夜、山口県周南市内で開かれた個人演説会。林氏は約700人の支持者にこう訴えた。現職閣僚は全国遊説を義務づけられるため、林氏の地元入りは4〜6日の3日間だけ。だが、林氏の顔に焦りの色はみじんもない。

 それもそのはず。民主党や日本維新の会は端から候補者擁立を見送り、対抗馬は共産新人の藤井直子氏(61)と幸福新人の河井美和子氏(50)のみ。各種世論調査でも、林氏は他候補をよせつけない圧倒的な強さをみせており、陣営では「今から当確を出してもいいんじゃないか」という声も漏れる。

 だが、山口県では勝つだけでは許されない。

 首相は第1次安倍内閣だった平成19年の参院選で大敗し、退陣を余儀なくされた。13年の参院選も49議席しか獲得できず幹事長を辞任した。今回の参院選を「親の敵(かたき)」「死んでも死にきれない」と語ったのはそのトラウマがあるからだ。

 しかも高村正彦副総裁(衆院山口1区)、河村建夫選対委員長(同3区)−と地元議員はみな党の要職に就く。「他府県並みの得票では長州人の名折れだ」−。こう考えた自民党山口県連は「投票率60%で45万票」という大目標を掲げた。山口県の有権者数は120万人に満たないので実に投票総数の3分の2を固めるつもりなのだ。

 ただ、そんな山口県連も一皮めくると決して一枚岩とはいえない。

 もっともしこりを残すのは林、河村両氏だ。林氏は昨年8月、総裁選出馬を見すえて衆院山口3区へのくら替えを宣言、これに河村氏は激しく反発し、一触即発の事態となった。結局、林氏が断念したが、わだかまりはなお消えない。

 参院選公示前も、林陣営は、首相、高村氏とのツーショットのポスターを作成し、各地にばらまいたが、河村氏とのポスターは作らなかった。

 河村氏の地元秘書、中本喜弘氏は「もう済んだこと。挙党態勢で参院選に臨むので大人の対応をします」と語るが、後援会が納得するはずはない。ある古参幹部は「今回選挙区は白票を投じる。仲間も同じだ」と怒りをにじませた。

 首相の後援会も腰は重い。首相も林氏も同じ下関市を地盤としており、先代の故安倍晋太郎元外相、林義郎元蔵相の時代から激しいバトルを繰り広げてきたからだ。

 それでも下関での自民票が減れば、首相の沽券にかかわる。首相の地元事務所は秘書らを連日総動員して後援会メンバーに電話で「21日はぜひ投票に行ってください。選挙区は林芳正をよろしくお願いします」と必死のお願いを続ける。要するに、そこまでしなければ、エンジンがかからないのだ。

 このような状況の中で注目されるのは、参院選後に各選挙管理委員会で発表される市町村ごとの各候補の得票数だ。どこの得票が多くて、どこが少ないか。選挙区と比例代表で自民党の得票数に開きはないか。これが新たな火種となり、「王国」を揺るがすこともありえる。


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