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第23回参議院議員選挙(2013年)

2496チバQ:2013/07/09(火) 22:13:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130710k0000m010077000c.html
参院選:北海道選挙区 TPP、農業王国に募るジレンマ
毎日新聞 2013年07月09日 21時30分

 北海道選挙区(改選数2)の自民現職、伊達忠一氏は9日、稚内市の街頭演説で農漁業関係者ら約200人の前で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加に理解を求めた。政府は交渉にあたり、コメや麦、牛肉・豚肉、乳製品など「重要5品目」を「聖域なき関税撤廃」の例外とし、一定の関税維持を認めさせたい考え。伊達氏は「林芳正農相は『5品目を守ることは国益』と言ってくれた。絶対に守っていきたい」と訴えた。

 3選を目指す伊達氏の前に立ちふさがるのは他党候補ではなく、TPPに他ならない。3月に交渉参加を決めた政府・自民党への不満が今なお残り、農業団体の選挙態勢も一枚岩といえないからだ。道内のJAグループでつくる政治団体「北海道農協政治連盟」(道農政連)は6月18日、北海道選挙区で自主投票で臨むことを決めた。

 JA北海道中央会長を兼ねる飛田稔章(としあき)道農政連会長(65)は自民支持を求めたものの、組合長らでつくる道農政連の役員会は応じなかった。関係者は「選挙対応で会長提案をひっくり返すなんて前代未聞だ。しかし、TPP交渉参加に対する農家の反対は強く、自民候補を支援すれば内部分裂しかねなかった」ともらす。

 「反自民」に傾斜する北海道農政連をつなぎとめたのが、政府の農業支援策だった。政府は急速な円安による配合飼料価格の高騰を受け、6月21日に総額101億円規模の農業支援策を発表。自民党道連関係者は「このタイミングでの発表は、農協対策そのものだ」と話す。これを機に、飛田会長は再び政権与党に接近を図った。

 「先生にはしっかりとTPPを監視してもらわないといけない。圧勝を祈念する」

 6月23日、飛田会長は伊達氏の総決起大会に出席し、支援を表明した。呼応するかのように、自民党の石破茂幹事長が6月30日、北海道帯広市で地元農協組合長らと意見交換。石破氏は「高い関税と生産調整(減反)で農業は栄えなかった」と語り、党のまとめた「農業・農村所得倍増目標10カ年戦略」に理解を求めた。

 10カ年戦略は農業分野で生産から加工、流通まで担う「6次産業化」を図ることや農地集約が柱。しかし、所得倍増をどう実現していくのか、行程表は示されていない。自民党内にも「農政で失敗し続けてきたのに本当にできるのか。再び農家にうそをつくことになる」(農水族議員)との声がくすぶる。

 一方、民主現職の小川勝也氏はTPPについて「北海道農業が壊滅的な打撃を受ける」と断固反対を訴えてきた。共産党や新党大地もTPP反対を打ち出し、農業票の取り込みを狙う。しかし、伊達氏推薦を決めたJAびばい(美唄市)の海老田聖一組合長は「農業情勢が混迷する中、政権与党にお願いしていく必要がある」と述べ、野党各党への距離感を隠さない。

 参院選公示日の4日、札幌市中央区のJA北農ビル前には「TPP交渉参加断固阻止」の鉢巻きをしたJA職員らが100人以上集まった。TPPの行方に不安を抱えつつも、影響の大きさ故に、交渉当事者の政権与党に回帰せざるを得ない。参院選後に動き出す交渉を前に、農業王国のジレンマが募っている。【円谷美晶、鈴木梢、念佛明奈】

 ◇北海道(改選数2、届け出順)
小川勝也(おがわ・かつや)50党道副代表 (3)民 現

森山佳則(もりやま・よしのり)46幸福実現党員 諸 新

伊達忠一(だて・ちゅういち)74副内閣相(2)自[町]現=[公]

森 英士(もり・つねと)35党准道委員  共 新

安住太伸(あずみ・たかのぶ)43党支部長   み 新

浅野貴博(あさの・たかひろ)35[元]衆院議員  諸 新

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