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第23回参議院議員選挙(2013年)

2405チバQ:2013/07/03(水) 21:21:12
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130701_04.htm
参院選−気流どこへ・政党編(上)自民/業界締め付けも加速

自民党立候補予定者の総決起大会。支持者や国会議員、地方議員が気勢を上げた=6月23日、仙台市青葉区


◎期待捉え一気に攻勢

<ねじれ解消を>
 至上命令の圧勝に向け、組織が動きだした。
 参院選宮城選挙区(改選数2)で3選を狙う自民党現職愛知治郎(44)の陣営は6月23日、仙台市で総決起大会を開いた。集まった支持者らは約800人。地元国会議員や県議、首長ら48人が一人一人紹介され、層の厚さを見せつけた。
 当初は「一枚岩」ではなかった。愛知は祖父、父の地盤を継いだ世襲の3世。たたき上げの地方議員の評価は、ねたみも加わり安定しない。
 一時は候補者公募や2人擁立論も浮上したが、県連は党勢回復は途上として愛知1人に絞った。争うのは民主党現職とみんなの党新人ら。「勝って当たり前」(県議)という緩みがあった。
 結束が形になってきた原動力は、首相安倍晋三の政権運営にほかならない。経済政策「アベノミクス」は株価の乱高下があったものの、政権は高支持率を維持する。衆参のねじれ解消を「総仕上げ」と位置付ける。

<農相送り込む>
 同じ日の夜。東京都議選(定数127)で自民党は59人全員が当選して第1党を奪回した。
 それでも宮城県連幹事長の中島源陽は言葉を選ぶ。「地方では経済が上向いたという実感は乏しい。期待感が強い今を党の基盤強化のチャンスと捉えて戦う」
 東北では党本部主導のしたたかな戦略が加速する。業界団体の締め付けは、その一つだ。
 首相が3月に交渉参加を表明した環太平洋連携協定(TPP)。参加阻止を掲げる山形県農協政治連盟が山形選挙区(改選数1)で推薦したのは、自民が立てる新人大沼瑞穂(34)ではなく、みどりの風現職の舟山康江(47)だった。
 自民党は6月22日、農相林芳正を山形に送り込んだ。農協などにもあえて案内を出し、県内3カ所で講演。「決めた以上は国益を守るため、交渉に臨む」とTPP交渉参加に理解を求めた。県農政連幹部とも懇談し、圧力をかけることを忘れなかった。

<火消しに躍起>
 一方で思わぬ死角が潜む。党政調会長高市早苗が同17日の講演で、福島第1原発事故で死者が出ていないとして原発再稼働に意欲を示す発言をしたのだ。
 高市は撤回し陳謝したが、福島選挙区(改選数1)で再選を狙う少子化担当相森雅子(48)は同23日、いわき市での総決起大会で「福島に死者がいないなんてうそ。自殺した人もいる」と火消しに躍起になった。
 東北6選挙区(改選数7)で自民党は6議席を狙う。各県連は、政権陥落が地方組織の弱体化につながった苦い経験を忘れていない。
 元県議の新人中泉松司(34)を擁立する秋田選挙区(改選数1)。県内の衆院3選挙区と参院2議席は一時、民主党が独占していた。
 知名度が不足する中泉を県議26人が支える。徹底した県内回りは2巡目に入った。県連副会長の鈴木洋一は「民主への関心が薄らいだだけで、本当の追い風は吹いていない。今回、基盤を固めれば次が開ける」と言う。
 民意の動向を凝視する各陣営。真夏の戦いに、上昇気流を捉える方程式を探る。(敬称略)


 参院選(7月21日投票)は4日の公示まで3日となった。東北6選挙区では、各政党が激しい前哨戦を繰り広げている。安倍晋三首相の政権運営のほか、東日本大震災からの復興をめぐり、31陣営が論戦の火花を散らす。浮沈が懸かる東北の決戦場で、政党の姿を追った。


2013年07月01日月曜日


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