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第23回参議院議員選挙(2013年)
2396
:
チバQ
:2013/07/03(水) 21:10:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130703ddm041010059000c.html
2013参院選の現場:TPP、揺れる農家 自由化で衰退「歴史再び」/高級品輸出「可能性あり」
毎日新聞 2013年07月03日 東京朝刊
◇長野・リンゴ園、自由化で衰退「歴史再び」/山梨・桃栽培、高級品輸出「可能性あり」
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が政府の目標通り、コメ、麦など重要5品目の関税維持で仮に決着しても、他の農産物の将来像は見えない。価格競争に敗れ、食卓から消えていく食料品もあるかもしれない。参院選は4日公示されるが、「農業を巡る議論は深まっていない」との指摘も出ている。【横井信洋、春増翔太】
「この辺は養蚕農家ばかりだった」。子供のころを振り返る長野県中川村のリンゴ農家、片桐正勝さん(73)はTPP参加後の経営に悲観的だ。亡父が養蚕から果樹・稲作農家への転換を進めていた1961年。長野県南部に甚大な被害をもたらした豪雨「三六(さぶろく)災害」で田畑を流された。死者は同県だけで100人超。翌62年の生糸輸入自由化では、周囲の養蚕農家が稲作などに転換を迫られるのを目の当たりにした。
60年代には木材の輸入自由化が進み、林業も衰退。山は荒れていった。片桐さんは三六災害後の7〜8年、復旧工事の現場で働いてから農業に戻ったが、待っていたのは減反だった。「政府は半世紀前と同じことを繰り返そうとしている。TPPで日本の農業はだめになる」
◇太刀打ちできず
1・3ヘクタールのリンゴ園からは南アルプスが見渡せる。収穫後は市場に出さず、個人の顧客を中心に、送り先は1000カ所以上。だが、関税撤廃後、オーストラリアやニュージーランドから日本向けに栽培したリンゴが入れば価格で太刀打ちできない。同居する長女の夫は会社勤めをしながら農作業を覚えようとしているが、片桐さんの妻たせ子さん(70)は「設備投資で借金を繰り返してばかりだった。後を継いでくれとは言えない」。
一方、山梨市の農業生産法人「ピーチ専科ヤマシタ」の代表、山下一公さん(53)は約5ヘクタールの畑で桃を栽培し、最高級品になると1玉約800円になる。出荷先は東京など大都市圏がほとんどで「品質には自信がある」。
2008年夏、山下さんは中東の産油国にあるドバイでイチゴ栽培のハウスを見学した。味はいまひとつでも富裕層から重宝されていると知り「うちの桃なら1玉2000円でも売れる」と確信した。
◇台湾では3倍に
実際、山下さんは一時的に台湾に出荷したことがある。輸送や検疫の費用を加算すると、日本で1キロ1000円ほどの売値は現地で3倍に跳ね上がる。それでも売れたため、安全・安心な「日本ブランド」の強さを実感した。同時に、手続きが煩雑で貿易障壁にも直面した。
TPP参加で物流ルートの確立や手続きの簡素化が進めば「輸出に打って出る可能性は大いにある」。ただし、山下さんは「農産物は作った場所で食べてもらうのが一番いい」と話す。農林水産省が推進してきた「地産地消」も岐路にさしかかろうとしている。
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