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第23回参議院議員選挙(2013年)

2383チバQ:2013/07/03(水) 00:26:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130630/elc13063011030010-n1.htm
【参院選2013】
TPP交渉前夜(上)“上げ潮”自民に逆風の地
2013.6.30 11:00 (1/5ページ)

TPP参加に伴う北海道十勝管内の農業影響試算
 北海道幕別町のホテルで29日開かれた自民党の中川郁子(ゆうこ)衆院議員の後援会会合は独特の緊張感に包まれていた。日本が7月23日に交渉に参加する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関し、中川氏が「謝罪」を口にするかどうか。出席者の関心はこの一点に集まっていたといってよい。

 「十勝の皆さんは入り口から反対でしたが…」

 十勝管内を選挙区とする中川氏は一瞬言葉に詰まった後、意を決したように語り出した。「各国が守りたい事柄を協議する場に(事態は)変わった。『関税ゼロ』でなく守らなければならないものを守る。それをぜひご理解いただきたい」

 続いてあいさつした二階俊博総務会長代行もこう言い切った。

 「北海道の皆さまに顔向けできないことや、中川さんが帰ってこられないことは絶対にしません」

 会場は拍手に包まれた。

 中川氏の「謝罪」に注目が集まったのには伏線がある。安倍晋三首相によるTPP交渉への参加表明を受け、4月に帯広市で行われた党北海道連主催のTPPに関する説明会のことだ。

 「あなたは(昨年12月の)衆院選で『TPP断固阻止』と言ったはずだ。まず謝罪はないのか!」

 中川氏は会場で、中札内村農協の山本勝博組合長から激しく突き上げられた。

 十勝では生乳や小麦などの大規模生産で農業を産業に育ててきたが、その大半の農産品がTPPの関税交渉品目となった。農林水産省の試算では、鮮度が重視される生クリームを除き、バター、脱脂粉乳、チーズなどの国産品のほぼすべてが外国産に駆逐される。十勝管内にある45の乳業工場や輸送業者などの雇用減も予想される。

 十勝管内で発行する十勝毎日新聞の世論調査(4月下旬実施)では、安倍内閣の支持率は「24・4%」だった。十勝では全国でみられる自民党の上げ潮ムードはみられない。道内JAグループでつくる政治団体「北海道農協政治連盟」は、自民党公認候補の推薦を初めて見送った。

 ただ、野党第一党の民主党に雪崩を打つかというとそうでもない。6月中旬、十勝の農協関係者の元に「TPP断固阻止」と書かれた民主党の比例代表候補のパンフレットが一斉に届いた。これを手にしたある農協幹部は「TPP参加を言い出したのは民主党政権なのに」と吐き捨てた。

 北海道農協政治連盟の会長を務める飛田稔章JA北海道中央会会長は23日に自民党候補の総決起集会に参加するなど微妙な距離感を見せる。山本氏は苦しい胸の内を打ち明ける。

 「交渉が妥結した場合の農業対策はまだ見えてこない。政権与党の自民党と今後もお付き合いをすることは必要だということは分かっているが」





 日本のTPP交渉参加まで1カ月を切った。7月4日公示の参院選でも争点となるのは必至だ。巨大な新自由貿易圏の構築に期待が高まる一方で、強い危機感を持つ人々も多い。「大票田」でもある関係業界の動きを探った。


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