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第23回参議院議員選挙(2013年)

2369チバQ:2013/07/03(水) 00:12:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20130702-OYT8T00012.htm
参院選  臨 戦<3>共産党 、幸福実現党



事務所開き後、支持者と握手する山田氏(6月8日、福井市内で)  「今が歴史の分かれ目だ。応援席からグラウンドに降りてきて一緒にプレーヤーになってほしい」。5月26日、福井市の文化会館。共産党の市田書記局長の静かな訴えがホールに響いた。参院選のたびに議席を減らす中、比例選5議席を何としても確保したいとの思いがにじんだ。

 昨年の衆院選では9年ぶりに県内全3区に候補を立て、比例票の上積みを狙った。脱原発を主張し、福島第一原発事故以降に強まった原発の安全性への疑念が追い風になるかに思えたが、県内での比例票は2009年衆院選時より約3割減の1万4000票余り。党県委員長の南秀一(63)は「第3極のうねりにのみ込まれた」と唇をかんだ。

 08年には非正規雇用の増加を背景にプロレタリア文学「蟹工船」のブームがあり、ここ数年は環太平洋経済連携協定(TPP)反対で共闘する農業団体、県医師会との懇談も増えたが、「得票につなげるのは難しい」(県委員会幹部)のが現状。10年参院選でも07年と比べて県内での比例票が約2割減るなど、党勢の退潮に歯止めが掛からない。

 国政選に限らず、6月16日投開票のあわら市議選は現職候補が前回比34%減の票数で最下位当選に終わった。陣営幹部は「支持者も年をとり、『足が痛い、腰が痛い』と参加しない人が続出した。ビラ配りにも苦労した」と明かす。党員は60歳台が中心で、70歳代も多く、高齢化が著しい。組織は文字通り足元から崩れ始めている。

 “若手のホープ”と呼ばれた共産新人の山田和雄(45)も3度目の参院選挑戦で、選挙期間中に46歳を迎える。「国民の権利と平和を守るために憲法改正を阻止する」と従来通り護憲を強調。さらに「大企業が過重なノルマや長時間労働を若者に押しつける社会を許してはならない」と訴え、課題だった、現在の雇用環境や生活に不安を持つ若年層への浸透を図る。

 参院選の結果を占うとされる都議選では安倍政権への批判票の受け皿となり、議席を倍増して躍進した。南は「自公政権の対立軸として、ぶれない共産が批判票の受け皿になった」と見る。反自民、若年層の票をいかに取り込むか。党の存在感を示す戦いが始まる。

 幸福実現新人の白川康之(56)は、消費税増税の中止、原発推進、国防強化を3本柱に、「国民の命と財産を守るのが政府の最も重要な役割だ」と訴える。初の選挙戦で、知人らへのあいさつ回りで支持拡大を図る。



 自民と連立を組む公明は立ち位置を模索。党県本部代表の石橋壮一郎(60)は「憲法改正などで安倍政権が独走しそうな時『歯止めになれるのは公明だ』と期待の声がある」と存在意義を強調する。社民は党是とも言える護憲を条件に選挙区選で民主新人の応援を決定。街宣活動を強化して比例票の積み増しを図る。

 衆院選で県内でも一定の存在感を示した「第3極」は失速。6月に日本維新の会県総支部を設立した元県議鈴木宏治(39)は、「反自民層の受け皿としての世論の期待がしぼんだ」とみる。選挙区に候補を立てない今回「どれだけ比例票が出るか」と懸念する。衆院選で共闘した、みんなは県内組織も築けていない。(敬称略)

 (おわり この連載は酒本友紀子、原典子、井上敬雄が担当しました)

(2013年7月2日 読売新聞)


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