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第23回参議院議員選挙(2013年)

2368チバQ:2013/07/03(水) 00:12:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20130630-OYT8T00902.htm
参院選 臨 戦<2>民主党 

 
 「おじいさんも父親も政治家だった安倍首相に庶民の暮らしはわからない。格差を広げる政治を阻止する」。6月27日、連合福井傘下の産業別組合(産別)「UAゼンセン」県支部。民主新人の藤野利和(61)は、傘下の企業別組合幹部らを相手に、熱っぽい口調で出馬への意気込みをぶつけていた。

 藤野は、4月半ばに党公認が決まって以降、民主党県連の最大の支持母体・連合福井傘下の全28産別と、産別を構成する企業別組合の幹部らとの対話に2か月以上を割いた。自己紹介、政策説明、質疑……。会合は時に3時間に及んだ。

 労組への丁重な対応は、過去の国政選で産別から数十人規模で送られていた民主陣営に対する人的支援を今回取りやめた、連合福井との関係再構築が目的だ。

 結党から15年。選挙を支え続けた組合員には、選挙戦で動きの鈍い民主の地方議員への不満が鬱積(うっせき)。政権をとっても迷走続きだった民主への失望も加わり、「組合員に民主へのアレルギーが残る」(山岸克司・連合福井会長)中で参院選を迎える。

 比例選に出る連合の組織内候補9人の苦戦が必至という事情も絡み、執行部は、産別の選挙区選の負担を目に見える形で軽減する必要に迫られていた。年々下がる組合員の投票率も、「省力化」という決断に至った理由の一つだ。

 県内の組合員数は約4万1000人、家族や友人を含めて約20万票。山岸は「(組織)外に働きかけるより内を固めるのが連合の役目。それ以上は民主が自力で」と戦略の見直しを説明。事務局長の横山龍寛も「組織内の取りこぼしを減らす。選挙区を軽視するわけではない」と強調する。

 しかし、産別の執行部は組織内候補の名前を書いた名刺大のカードを配ったり、候補者の映像を流した上で模擬投票を行ったりして、組合員に比例候補の名前を周知することには力を尽くすが、選挙区選の藤野には触れないケースが多い。ある産別幹部は「今、藤野を応援するのはマイナスにしかならない」と断言する。



 連合に自立を迫られた県連も動き始めた。公示後のポスター貼りの9割は連合頼みだったが、今回は半分を県連側で担うと約束。地方議員は藤野を連れて支持者を回り、選挙準備で深夜まで事務所に居残る。県議の一人は「徹夜に近い日も多いが、足腰を鍛え直さないと」と前を向く。

 安倍政権への対抗軸として民主の再建を望む声もある。昨年、サポーターになった飲食店経営浜野香代美(51)(福井市高木中央)は「与党時代は未熟さが目立ったが、自民の残したツケも大きかった」と話し、「簡単ではないだろうが、一から頑張ってほしい」とエールを送る。

 県連代表の糸川正晃は長年の懸案でもある県連の自立に向け、覚悟を決める。「地域に根差した政党にならなければならない。連合頼みではなく、自分たちで動くのは、その一歩だ」(敬称略)

(2013年7月1日 読売新聞)


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