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第23回参議院議員選挙(2013年)

2321チバQ:2013/07/01(月) 22:25:25
http://www.sannichi.co.jp/tokushu/news/2013saninsen/2013/06/21/17.html
2013年6月21日(金)

【企画】選択の夏
第1部「乱」<4> 「無所属」擁立の戦略


政党支援を受けて参院選山梨選挙区に立候補を予定している、自民公認、公明推薦の森屋宏氏(左上)、みんなの党公認、日本維新の会県総支部推薦の米長晴信氏(右上)、民主、社民推薦の坂口岳洋氏(右下)、共産公認の遠藤昭子氏(左下)のコラージュ


 「民主党と言うと票が減るから無所属と言っている」。5月11日、自民党県連の政経セミナーで来県した石破茂幹事長は、最近まで政権を担った民主党が、参院選で元衆院議員の坂口岳洋氏(42)を無所属で擁立することをこう揶揄した。
 政党対決の国政選挙で、あえて政党色を薄める民主。石破氏の発言は、安倍政権の高支持率を背景に政党色を押し出す自民と民主との違いを鮮明にし、党の結束を強める意図がある、と受け止められた。
 政権交代可能な二大政党制の流れに逆行するように、参院選山梨選挙区は民主が公認候補を出さないことで政党対決色の様相は薄れた。これに、一部の自民党支持者が推す無所属の青木茂樹氏(44)が出馬に名乗りを上げ、さらに情勢は混沌としている。

新保守掲げ
 5月中旬、出馬の可能性を探っていた青木氏に、親交がある企業経営者からメールが届いた。「経緯を知りたい」。青木氏擁立に、ともに一線を画してきたはずの既存勢力である県議らが関わっていることに抵抗があったからだ。「清濁併せのむ」と青木氏から説明を受けたが、この経営者は納得し切れないでいた。
 現在自民党を離れているが、もともと自民党の重鎮である臼井成夫、中村正則両県議、同党の土屋直元県議らが支援。「新保守」を掲げる青木氏には、政党支援がないことで結集する勢力がある一方、「顔ぶれは『新』とはほど遠い」との見方もあるのは確かだ。

投票率低下
 比例代表をにらんだ各党の戦術も、有権者にとって参院選の対立構図を分かりにくくしている。県関係では、自民が元衆院議員の赤池誠章氏(51)、みんなは日本航空学園理事長の梅沢重雄氏(60)を擁立。選挙区候補がいない公明は山梨選挙区で、連立を組む自民の森屋宏氏(55)の推薦を決めた。「ギブ・アンド・テーク」を重視する公明支持者は、自民が比例で公明に選挙協力する「バーター戦術」を当然期待してのことだ。
 しかし、自民県連内には、党本部が昨年末の衆院選で山梨1区に赤池氏ではなく宮川典子衆院議員の擁立を決めた経過を踏まえ、比例に回った赤池氏を全面支持すべきだとの声がある。だが県連幹部は「森屋氏を応援してもらう以上、公明への配慮も欠かせない」と胸の内を明かす。
 政権公約は出そろっていないが、憲法改正や環太平洋連携協定(TPP)、原発政策などの重要課題に各党がどこまで踏み込むかが見えてこない点も、今参院選の意義をかすませている。
 憲法改正では、連立政権を組む自民、公明の違いが鮮明で、公明は選挙協力を盾に安倍晋三首相に憲法改正の争点化を避けさせた。このため参院選で議論されないまま、参院選後に改憲論議が本格化することを不安視する向きがある。
 参院選はネット選挙が解禁されるが、安倍政権の高支持率から、投票率低下を懸念する声もある。有権者の関心を高められるか、各陣営が選択基準を明確に示すことが求められている。(おわり)=参院選取材班は小林義徳、田中喜博が担当しました。


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