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第23回参議院議員選挙(2013年)

2302チバQ:2013/07/01(月) 22:10:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/sanin2013/saitama/CK2013062902100008.html
民意の行方<2>民主 逆風の中「種をまく」 2013年6月29日  「民主党への逆風は底を打った気もするが、実際は分からないな…」。六月中旬の夕方、さいたま市のJR大宮駅前。「本人」のたすきを掛けてマイクを握る民主現職の山根隆治(65)のそばで、陣営関係者が視線を落とした。

 民主が惨敗し、政権与党の座を明け渡した昨年末の衆院選。「うそつき」「バカヤロー」。選挙戦で街頭に出た県内の民主候補者たちは、有権者から罵声を浴びた。目の前でビラを破り捨てた人もいた。「今は『頑張れ』とは言われないが、『バカヤロー』とも言われない。どん底は脱したと思いたい」。ある選対幹部は期待を込める。

     ■    ■

 民主は過去三回の参院選で、埼玉選挙区に候補者を二人ずつ擁立してきた。山根は六年前の選挙では、新人だった行田邦子(47)とタッグを組んで戦い、ともに勝利した。だが昨夏に行田は離党し、今回はみんなの党から出馬することに。民主県連は党の支持率低迷も踏まえ、今回の候補者を山根一人に絞った。

 県連は前回までは候補者二人にそれぞれ選対組織を設けていたが、今回は党の議員も支援者も一丸となれる。山根は「六年前はやりにくいところがあった。今回はのびのびできてありがたい」と本音を漏らす。

 一方で、思わぬデメリットも浮上している。選対が二つあった時は、良くも悪くも「向こうの候補が先行している」と互いに競争意識が芽生え、票の掘り起こしにつながる面があった。今回はそれが望めない。

 民主は昨年の衆院選で、県内で五十三万票の比例票を得た。山根陣営では、民主の最大の支持組織である連合の組合票を固めるなどして、まずはこの数字を死守。さらに県内十五の総支部ごとに一万〜一万五千票程度を上積みし、最終的に六十八万票を獲得したい考えだ。

 全国的に連合の影響力低下が指摘されて久しいが、連合埼玉が昨年の衆院選後、県内の組合員約七千人を対象にした調査では、投票に行った人は八割近くに上った。連合埼玉の幹部は「なんだかんだ言っても、労組にそれなりの力はある」と強調する。

 昨年の衆院選で民主は、県内十五の小選挙区のうち11区(秩父市、深谷市など)を除く計十四選挙区に現職を擁立したが、当選者は、比例での復活も含めて三人にとどまった。小選挙区ごとに置かれる総支部長のうち、現職の衆院議員も三人だけになった。

 「総支部長が外を回っても、現職と元職では有権者の反応が違う」(選対関係者)。野党では政策の発信力に力強さを欠くうえ、人、モノ、資金などの面でも弱体化は否めない。

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 「一度離れた民主支持者を全部取り戻すのは、現実的には難しいでしょう」。大宮駅前での演説を終えた山根が厳しい現実を見つめる。黙々とビラを配り続けていた陣営関係者が言った。「参院選の選挙期間は十七日間と長い。公示後に風向きが大きく変わることもある。だから今、種をまく手を止めてはいけない」(敬称略)


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