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第23回参議院議員選挙(2013年)

2288チバQ:2013/06/30(日) 20:51:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130630ddlk07010041000c.html
2013参院選・福島:1議席の攻防/下 民主の分裂 /福島
毎日新聞 2013年06月30日 地方版

 ◇党の命運かけた戦いに 「負ければ知事選に影響」
 「福島では脱原発が争点になりにくい。悲惨な事故を繰り返さないためにも、一日も早く国政に復帰したい」。5月下旬、千葉県庁本庁舎。太田和美氏(33)が記者会見し、今回の参院選で千葉選挙区(改選数3)からの出馬を明らかにした。衆院福島2区選出の議員だった太田氏は昨年12月の衆院選で、民主党から国民の生活が第一にくら替えし、日本未来の党に合流し挑んだが、惨敗した。

 太田氏の出馬を知った民主県連幹部は「結局、県連にとってこの4年は何だったのか」と肩を落とした。

 09年衆院選。民主躍進を背景に千葉7区から落下傘候補として出馬した太田氏は「福島にお嫁に来ました」と旋風を巻き起こし、6期目当選が確実視されていた根本匠氏(現復興相)を破った。だが、民主政権は原発事故などの対応を巡って支持率が急落。太田氏が野田佳彦前首相が進めた消費増税に反発し、小沢一郎衆院議員が代表を務める生活に合流したのは、衆院選が「近いうち」とされていた昨年7月だった。

 民主のベテラン県議は「それでも県連としては太田支持を考えた。だが、太田氏側は県連との決別を告げ、県内の民主支持層は真っ二つに割れた」。民主の地方市議や後援会組織の一部が民主から離党し、太田陣営に合流したためだ。同じように福島1区の石原洋三郎氏も民主から離党し、支持層は割れた。

 結果、民主県連は1、2区という重要選挙区で候補者探しに難航。ふたを開ければ、2区では公示10日前に擁立が決まった斎藤康雄氏と太田氏が約2万6000票ずつ分け合う結果で落選。当選した根本氏に約4倍の差をつけられ、県内に基盤のない日本維新の会候補にすら後塵(こうじん)を拝した。

 「そのしこりは今も残っている」と佐藤政隆県議。「太田氏についた旧民主支持者をどこまで取り込めるかが課題だが」と言葉を切り、「極めて難しい」とため息をついた。

 太田氏は千葉へ「里帰り」するに当たり、郡山などの個人事務所を閉め、支持者の多い二本松市に後援会組織を残した。地元の市議ら支援者が組織を運営し、今回の参院選公示日にはバスに乗って千葉へ太田氏の応援に駆けつける予定だ。支持者の農家の男性(67)は「福島の現状を変えてもらうには、一人でも多く福島を知る人に国政に出てもらいたい」と太田氏への理解を示した。

 前回衆院選で太田氏を支えた郡山市議も「個人的には(民主の)金子(恵美)さんを応援したい気持ちだが、今の民主県連には合流できない」と言った。

 前回衆院選で乱立した第三極との連携も模索する県連だが、未来もみんなの党も地方組織がなく、宗方保幹事長は「交渉相手がなく、のれんに腕押しだ」とこぼした。

 自民県連と同様、今回の参院選を「来年の県知事選の前哨戦」(宗方幹事長)と位置づける民主県連。ベテラン県議は「考えたくないが」と前置きし、「負ければ独自候補の擁立に影響する。党の命運をかけた戦いになる」と語った。

    ◇

 この連載は、蓬田正志、栗田慎一が担当しました。


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