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第23回参議院議員選挙(2013年)

2259チバQ:2013/06/30(日) 16:18:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130629ddlk02010004000c.html

2013参院選・青森:1/6の攻防 戦いの構図/5止 民主「苦肉の策」無所属推薦 /青森

毎日新聞 2013年06月29日 地方版


 ◇県連、「不戦敗」は回避 工藤氏、県南浸透に期待

 大型連休さなかの5月2日、弘前市内のJAつがる弘前の組合長室。民主党県連の山内崇幹事長と西澤幸清・代表理事組合長が話し合っていた。脇には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対の立場で無所属での参院選立候補を表明している工藤信・前県農協中央会長がいた。

 「民主党として工藤氏推薦を考えたい」

 山内氏の話を西澤氏がさえぎった。「民主はTPP賛成じゃないのか。それなら推薦などいらない」

 山内氏が答えた。「県連としては反対だ。公認ではなく推薦なので(党としても)問題はない」

 工藤氏はやりとりを無言で聞いていた。

  ◇   ◇

 昨年末の衆院選で大敗した民主は、県内4小選挙区で比例復活もできず、県選出国会議員がゼロに。参院選の候補擁立も難航し、「不戦敗」がちらつき続けていた。「最後の切り札」とされたのが衆院3区で落選した田名部匡代県連代表。3月22日、県議会民主党控室に田名部氏を呼んだ県議団は「代表として務めを果たしてほしい。参院選に出なければ次の選挙はない」と厳しく迫った。

 県議団には「田名部氏は3期務めたが、一度も選挙区で勝ってない。ここで戦わなければ一生勝てない」との空気が強かった。県連は4月、常任幹事会の決定事項として田名部氏に出馬要請したが、田名部氏は5月13日の常任幹事会で不出馬を表明。「県民の期待に応える組織づくりをしなければ何度選挙しても結果は同じ」と冷ややかだった。

  ◇   ◇

 民主県連が工藤氏と「推薦」で合意したのは、この直後の同15日。青森市内のホテルで工藤、田名部、山内、西澤の4氏が握手。山内氏は「苦肉の策なんかじゃない。立派な候補だ」と胸を張った。山内氏は旧相馬村(現・弘前市)、工藤氏の後援会会長の西澤氏は旧岩木町(同)出身で、両氏は「岩木川をはさんで自宅が向かい合い、旧知の仲だ」と口をそろえる。不出馬を見越して水面下で動いた山内氏の動きが結実し、不戦敗は回避できた。

 ただ、この日の会合に県議団の姿はなかった。ある県議は「県議団ははしごを外された。ピエロですよ」と不満を漏らした。

  ◇   ◇
 連携は工藤氏にもメリットがある。津軽地方が地盤の工藤氏にとり、田名部氏の父の匡省元農相の地盤の県南への浸透が課題だった。工藤陣営はこの課題の解消と、民主県連の選挙実務のノウハウ活用も期待する。しかし、誤算も多い。下北唯一の同党県議だった菊池憲太郎氏が、党の脱原発方針などに反発して離党。民主最大の支持母体の連合青森も、反TPPの工藤氏の政策との整合性を考慮し、異例の自主投票を決定した。「苦肉の策」との指摘は否めない。

  ◇   ◇

 青森選挙区では幸福実現党新人の石田昭弘氏も出馬予定。過去最多の6人による乱戦は、自民の衆参6議席独占を焦点に7月21日に決着する。=おわり(この企画は酒造唯、吉田勝、伊藤奈々恵、宮城裕也が担当しました)


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