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第23回参議院議員選挙(2013年)

2145チバQ:2013/06/26(水) 20:58:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/feature/kyoto1371914943329_02/news/20130625-OYT8T01570.htm
臨戦 2013参院選京都
衆院選29万票もう一度〜維新〜<4>



政策を訴える山内氏。隣では妻がポスターを掲げていた(25日、舞鶴市で) 「一人では何もできない。どうか力を貸してください」。参院選京都選挙区(改選定数2)に立候補する日本維新の会新人・山内成介は居住まいを正し、頭を下げた。

 中京区の居酒屋で21日夜に山内を囲んだのは、ともに共同代表・橋下徹に共鳴し、「維新政治塾」で学んだ会社員ら10人。「日本、京都を再生させられるのは、やはり維新しかない」と、その場で支援団体の結成を確認した。組織のない山内にとって、心強い援軍だった。

 あのときは、肌に感じる熱気があった、と山内は思う。大阪での改革の実績を引っさげ、国政に乗り出した橋下に、「閉塞感を打破してくれるのでは」と無党派層の期待感は高まっていた。

 昨年12月の衆院選。京都3区(伏見区、長岡京市、向日市など)で立候補した山内は、橋下維新への追い風に帆を張り、落選したとはいえ、全体の2割を超える約4万2000票を獲得した。維新の会が府内で得た比例票は約29万票。民主党(約18万票)、共産党(約14万票)を上回り、トップの自民党(約30万票)に肉薄した。

 手応えを得た山内は4月、参院選への再挑戦を表明した。だが、その後、橋下のいわゆる従軍慰安婦発言が飛び出す。安倍政権が高い支持を集める中、改革の党としての存在感も低下していった。

 下京区で23日に開かれた山内の事務所開きでは、かつての熱気に引かれて維新の会に集った面々から、悲観的とも取れる言葉が相次いだ。

 「苦難の時だ」とあいさつした維新の会府総支部代表代行・田坂幾太は、元自民党府連幹事長。みんなの党から移った清水鴻一郎・元衆院議員も「大変厳しい選挙」と語り、民主党出身で維新の会唯一の現職府議・豊田貴志は「何とか2位に」と悲壮感を漂わせた。

 しかし、その日夜に明らかになった「逆風」は陣営の予想をはるかに超えていたかも知れない。東京都議選。自民党が立候補した59人全員を当選させた一方、34人を擁立した維新の会はわずか2人と、改選前(3人)にも届かない惨敗だった。

 同じ「第3極」のみんなの党は、維新の会との選挙協力解消を受け、京都選挙区に新人の女性候補を擁立する方針を決めた。28日に発表する方針で、山内にとってはさらなる痛手だ。

 25日朝、舞鶴市内の交差点。「地方から日本を再生させるため、一緒に政治を変えましょう」。信号待ちの車や歩行者に、ハンドマイクで懸命に訴える山内の姿があった。

 演説が終わると、一人で商店街を歩き、店主らに名刺を配る。府北部の地理には不案内といい、綾部市出身の妻(43)の運転が頼りだ。

 「ウルトラCはない。地方を元気にするという原点に立ち戻り、コツコツやるしかない」。衆院選で維新の会に投じられた約29万票。見えなくなったその一票一票をもう一度たぐり寄せようと、山内は今日も府内を巡る。(敬称略、おわり)

 (この連載は、南暁子、倉岡明菜、上野将平、藤本将揮が担当しました)

(2013年6月26日 読売新聞)


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