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第23回参議院議員選挙(2013年)

2071チバQ:2013/06/24(月) 00:26:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130621ddlk31010481000c.html
アベニ託ス?:2013参院選 TPP/中 「生き残り」対策積極的に /鳥取
毎日新聞 2013年06月21日 地方版

 ◇海外に販路/国内で勝負
 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を脅威とみる農家がある一方、すでに国内外に目を向け、対策を取り始めた農家もある。

 伯耆町上野の前田牧場は今夏から最高級の鳥取和牛をマカオに輸出する。前田道夫代表は「TPPの影響が出る前に海外への販売ルートを開拓している。TPPもチャンスに変えられる可能性がある」と意気込む。

 前田牧場は、和牛ブランド「鳥取和牛」の肉用牛の繁殖から肥育までを一貫して行う。頭数は約250頭で、2005年には和牛の品評会「県畜産共進会」でグランドチャンピオンにも輝いた。「最高級ランクの牛肉はよその肉に負けない自信がある。しかし、下のランクの牛肉は少なからずTPPの影響が出るだろう」と将来を予想。対策として目を向けたのは海外だった。

 きっかけは、和牛を卸していた観光業「エムケイ開発」(伯耆町)の河上貴一社長から3年前に海外展開を打診されたこと。ちょうどTPPが話題になり始めた頃で、前田代表も「他県や外国産に負けないよう、今のうちに海外にルートを作りたい」と承諾した。

 食肉の輸出には、厚労省が国別に指定した施設での食肉処理が必要だが、近くに施設が無かったため当時は断念。今年、神戸の施設がタイとマカオへの輸出が可能な施設に選定され、再び計画が動き始めた。アジアにパイプを持つエムケイ開発が現地の飲食店などにプレゼンし、現地の商社との交渉も進める。

 今月11日にはマカオや香港の飲食店経営者を前田牧場に招き、鳥取和牛をPR。「鳥取和牛、ナンバーワン」などと好評だったという。計画では、まず夏にマカオへ輸出。秋にはタイへの出荷も始める予定だ。輸出する和牛は最高ランクの鳥取和牛。初めに高級和牛を知ってもらい、その後ランクの低い鳥取和牛の輸出にもつなげる。将来的には県内の他の畜産農家との連携も考えているという。

 河上社長はTPPを「外国から攻められるだけでなく、積極的にジャパンクオリティーを売り出して行けるチャンス」と捉え、「ただ反対するのではなく、今何をすべきか考えないといけない」と話す。

 一方、国内に目を向けるのは、八頭町下坂で水田を中心に100ヘクタール近い大規模営農を展開する有限会社「田中農場」。田中正保社長は「TPPを心配する前に、どうすれば国内で売っていけるのかを考えるべきだ」と話す。国内で通用する農作物を作ることができれば自然とTPPにも対応でき、そうでない農家はTPPとは関係なく生き残りは難しいと考えている。

 田中農場は化学肥料を使用しない。農薬の使用も極力控え、堆肥(たいひ)などで特別栽培米を育てている。口コミなどでファンを増やし、全国の消費者に直販する独自の販路を開拓してきた。「TPPで価格の落ちる米もあるが、逆に付加価値を付け値が上がる米も出るだろう。いかに差別化できるかが鍵」と訴える。

 TPPは脅威か好機か。農家の模索は既に始まっている。

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