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第23回参議院議員選挙(2013年)

2040チバQ:2013/06/22(土) 00:38:12
http://mainichi.jp/area/news/20130621ddn002010018000c.html
攻防:’13参院選/4止 公明・距離感 候補推薦で値踏み
毎日新聞 2013年06月21日 大阪朝刊

 ◇自民改憲論けん制
 自民党と公明党の選挙協力は、1999年の連立政権樹立前後からすでに14年近い積み重ねがある。今回の参院選でも公明党は、自前候補を出さない43選挙区で自民候補を支援する方向を打ち出していたものの、実際の推薦決定は一律ではない。選挙区ごとの「値踏み」がある。

 20日、最後まで残っていた2人に対する公明の推薦が決まった。うち1人は、京都選挙区(改選数2)の現職、西田昌司氏(54)。4月下旬、自民京都府連の内海貴夫幹事長(京都市議)らが、公明府本部を訪ね、「中央で連立を組んでいる。地方でも支援をお願いしたい」と頭を下げた。しかし、色よい返事は来なかった。

 理由の一つは西田氏が強硬な改憲論者であること。西田氏は現憲法を「占領基本法」と廃棄を訴え、安倍晋三首相のナショナリズム志向を応援する。安倍政権の右傾化に歯止めをかけつつ、与党として影響力を行使するのが基本の公明にとって推薦決定の時間差は自民へのけん制にもなる。

 実際、公明府本部は5月11日と25日に三役会を開いたが、対応は決まらなかった。幹部は「我が党は人権・平和を掲げるのに、党の集会で『憲法改正』を訴えられては困る」と、西田氏への違和感を口にした。正式決定まで2カ月。公明の支持母体、創価学会の関係者は「推薦の時期によって信頼の濃淡が分かる。一種の意思表示だ」と解説する。

 改憲を巡る立場では公明は自民よりも民主党に近い。今年3月の府議会でも、民公両党は従軍慰安婦問題を巡る意見書の採択に歩調を合わせており、創価学会の地元関係者は「推薦しても、右寄りが嫌な人の票は民主に流れるかもしれない」と西田氏を揺さぶる。

 改憲が参院選の争点に浮上した時期、自民が日本維新の会を重視し、「公明外し」に向かうことを警戒する声が公明内に広がった。

 その維新に対して公明は、維新の本拠地・大阪では協調関係にある。昨年の衆院選で奪還を目指していた関西の6小選挙区で、勢いに乗っていた維新に候補擁立を見送らせるためだった。だが、その目的を果たした今、公明大阪府本部の幹部は「維新に対しては是々非々だ」と言う。参院選を前に、維新への視線は冷め始めている。

 大阪選挙区(同4)に出馬する公明新人の杉久武氏(37)は今月10日、大阪市の事務所開きのあいさつで「国の財政にメスを入れたい」と訴え、憲法には触れなかった。改憲要件を定めた96条の先行改正を掲げ続ける維新。一方、自民は参院選での争点化について、公明にも配慮して慎重姿勢に転じた。大阪府本部の佐藤茂樹代表は「そういう話題(改憲)を維新はまだ一生懸命しているが、自民は官邸も含めあまりやっていない」と解説してみせた。

 5月27日、大阪市内で講演した公明の井上義久幹事長は参院選を自信たっぷりに見通した。「自公で過半数はほぼ問題なく、自民単独過半数には及ばない。よほどのことがない限り連立政権は続く。改憲勢力だけで(改憲発議に必要な)3分の2を超えることはない」【土本匡孝、津久井達】=おわり


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