したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第23回参議院議員選挙(2013年)

1773チバQ:2013/06/03(月) 20:30:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130603t51003.htm
参院選山形選挙区 県農政連の舟山氏推薦 自民危機感

自民党県連が開いたTPP勉強会。大沼氏(奥の右から2人目)も出席し、農家の懸念解消に努めた=5月31日、米沢市


 参院選山形選挙区(改選数1)で、山形県農協政治連盟(農政連)が非自民候補を推薦する異例の対応を決定し、自民党県連が危機感を強めている。県農政連は「政党ではなく個人の実績で選んだ」というが、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加をめぐる安倍政権への不満が影響したことは明らか。「農家の反発は予想以上だ」と県連は困惑している。(山形総局・長谷美龍蔵)

<急きょ「勉強会」>
 「TPPに関し、自民党への誤解がある」。5月31日、自民党県連が米沢市で開いたTPPの勉強会。県選出の岸宏一参院議員は顔をしかめ、前日の出来事をなじった。
 県農政連は30日の支部長会議で、再選を目指すみどりの風現職の舟山康江氏(47)の推薦を決めた。自民党が擁立する新人で元東京財団研究員の大沼瑞穂氏(34)も推薦を要請したが、退けた。
 反TPP活動の先頭に立つ舟山氏に比べ、大沼氏には「実績がない」ことが理由という。だが、農協グループは交渉参加を決めた安倍晋三首相を「公約破り」と批判しており、自民党への反発が噴出した格好だ。
 勉強会は岸氏が県農政連の「異変」を察知し、数日前に急きょ設定した。講師を務めた党TPP対策委員長の西川公也衆院議員は「農業の重要品目は必ず守られる」と農家に理解を求めた。
 大沼氏も出席。「参院選で(自民党に)ノーを突き付ければ、TPP不参加になると思われているが、いま必要なのは農業を守れる強い交渉力だ」と力説した。

<非自民候補は初>
 参院選で県農政連が非自民候補を推薦するのは初めて。農協グループは長く自民党を支持し、民主党政権下の2010年も民主党候補を推薦せず自主投票で臨んだ。
 しかも、自民党山形県連はTPP交渉参加に慎重で、安倍政権とは一線を画す立場を表明している。大沼氏推薦は無理でもせめて自主投票にとどまるのでは、との期待感もあっただけに県連内の動揺は大きい。
 県連の野川政文幹事長は「政権党に背を向け、どうやって農業を守るのか」と県農政連をけん制し、「想定はしていたが、納得できない。判断基準が理解できない」と推薦の再考も求める。
 勉強会に参加した県南の市議は「政府や党本部の説明不足。正しい情報が伝わっていない」と指摘し、「参院選を控え農家の反応は一様に厳しい」と頭を抱えた。

<反対 高まる熱気>
 一方、舟山氏は推薦決定後、TPP反対のボルテージを上げる。1日は山形市であった反対学習会に出席。国会議員らでつくる「TPPに反対する国民会議」の米国調査団副団長として、交渉参加の問題点を講演した。
 学習会は県農協中央会が事務局を務める「TPP断固反対県連絡会議」などが開いた。推薦決定2日後の絶妙なタイミング。会場は参院選への決起集会の様相も呈した。
 舟山氏は「安倍首相は関税撤廃の例外を認めさせるというが、交渉に遅れて入る日本がルール作りに関与できるのか」と批判。「皆さんと一緒に交渉撤退の声を上げ続けたい」と力を込めた。
 山形選挙区は共産党の太田俊男氏(59)、幸福実現党の城取良太氏(36)の2新人も立候補を予定している。


2013年06月03日月曜日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板