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第23回参議院議員選挙(2013年)

1467チバQ:2013/05/06(月) 01:17:15
■解説

 ◇疑問残る自民の戦い
 参院山口補選は、安倍晋三首相の地元の堅固な保守地盤で、自民の江島潔氏が、民主が全面支援した無所属の平岡秀夫氏らを大差で破った。しかし、投票率は低迷。有権者の政治への関心の薄さが際立つ中で、自民回帰が進んでいることを示した選挙だった。

 一方で、政権交代の期待に応えられず、前回衆院選で大敗した民主への幻滅が有権者の間に根強く続いていることも示された。「自民一強」の現状では野党が主張する政策に現実味が乏しいということもあるのだろうが、夏の参院選に向け、野党は態勢立て直しを迫られることとなった。

 ただ、今回補選での自民の戦い方には疑問が残った。政権復帰後の景気回復を前面に打ち出しつつ、憲法改正の要件を緩めるため、96条改正を主張。しかし、改正後、憲法のどこをどう改めるかは示さなかった。更に「原発の新増設は認めない」とした前政権の方針を安倍首相は「見直す」と発言したが、補選では自民陣営は新増設について最後まで言及しなかった。

 自民は夏の参院選でも今回のような戦い方をするのだろうか。有権者の支持を得やすい景気回復をアピールするだけでなく、他候補が批判する争点についても論戦を深めなければ、有権者はバランスの取れた判断ができず、政治への関心を更に失わせかねない。補選が低投票率になったことの重みを、自民は与党としてしっかり受け止めるべきだろう。【尾村洋介】


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