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第23回参議院議員選挙(2013年)

1261チバQ:2013/04/13(土) 00:45:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130411/elc13041122140003-n1.htm
【参院山口補選】
「脱原発」を全開させる平岡陣営 自民王国の重圧かかる江島陣営
2013.4.11 22:12 (1/2ページ)
 安倍政権初の国政選挙となる参院山口選挙区補欠選挙が11日告示された。新人4人が立候補したが、自民公認の元下関市長、江島潔氏(56)=公明推薦=と、民主党元衆院議員で無所属の元法相、平岡秀夫氏(59)=民主、みどりの風推薦=の事実上の一騎打ちとなる。安倍晋三首相の地元だけに自民党は絶対に負けられない選挙。一方、民主党にとっても党の存亡をかけた戦いとなる。(新川俊則、大森貴弘)

■平岡陣営

 午前9時半、冷たい雨が降りしきる中、平岡陣営は山口市の中央公園で出陣式を開いた。

 「安倍政権は今は安全運転をしているが、参院選後は危険運転になる。庶民の声を受けとめる政治勢力がバラバラでは自民党に対抗できない。これらの政治勢力を結集させる先駆けとなりたいんです!」

 平岡氏は3年3カ月の民主党政権の「危険運転」を省みようともせず、この後はひたすら脱原発を説いた。社民党の福島瑞穂党首も「平岡さんは脱原発推進法案の生みの親の1人。この補選は(中国電力)上関原発を作らせないことが問われる選挙なんです」と“脱原発色”を全開にさせた。

 ところが、平岡氏の出身母体である民主党の海江田万里代表は「首相の本拠地で自民党の政策に『NO』の声をあげよう」と訴えながらも脱原発には触れなかった。経済産業相当時に九州電力玄海原発を再稼働できずに涙を流した過去があるだけにさすがにバツが悪かったのだろう。代わりに「大変厳しい情勢での選挙です」と苦しい胸中を吐露した。

 それもそのはず。集まった支持者はわずか約200人。連合山口の杉本郁夫会長は顔をみせたが、加盟労組の動きは鈍い。

 平岡氏はこの後、海江田氏と防府、下松、光、柳井の各市で街頭演説を続け、夕方に本拠地の岩国市に入った。市役所前公園では軽トラックの荷台から「なし崩し的な自民政権による原発再開を阻止する」と訴えたが、集まった支持者は約300人にすぎなかった。

 民主党は平岡氏の公認を見送ったとはいえ、惨敗すれば執行部の求心力はますます低下する。それだけに海江田氏や細野豪志幹事長が複数回の山口入りを予定しているほか、党本部からも応援部隊を大量投入する構えだが、「そこまでやるなら公認すればよかったのに」(関係者)と冷ややかな声も漏れる。

■江島陣営

 高村正彦自民党副総裁、林芳正農水相、河村建夫党選挙対策委員長、岸信夫衆院議員−。山口市の維新百年記念公園で開かれた江島氏の出陣式は豪華な顔ぶれがずらりと並び、約1100人を前に「何としても圧勝を」と訴えた。

 首相をはじめ政府・与党幹部が居並ぶ山口県では、辛勝など許されない。自民県連は投票率60%、得票45万票というとてつもなく高い目標を掲げる。13日に小泉進次郎青年局長、21日には首相も山口入りし、票の上積みを目指す。

 とはいえ、不安材料は少なくない。江島氏は下関市長を14年務めたが、県中部、東部での知名度は低い。陣営関係者までも「今でも『江島さんって誰?』と聞かれる」とぼやく。

 県選出の国会議員が重量級そろっていることのマイナス効果もある。それぞれ強力な後援会組織を有するだけに、これらの意向には逆らえず、独自色など出しようがないからだ。加えて一緒にいると江島氏がかすんでしまう。

 そこで編み出したのが「安倍人気」への便乗作戦。陣営は「首相のお墨付きなんです」とひたすら訴えて選挙戦を乗り切る構えだ。

 とはいえ、これがネックにもなっている。

 江島氏にとって票田のはずの下関市の有権者の多くは、首相が旧山口1区に初挑戦した平成5年の衆院選で、江島氏が日本新党候補として対抗したことを忘れていないからだ。首相の後援会幹部は「20年前のことはみんな忘れていないよ。まあ、首相に恥をかかすわけにはいかないから全力で応援するけどね…」。それでも「首相は好きだけど」と平岡事務所を訪れる有権者もいるという。

 47都道府県でも最強といわれる「自民党王国」。その新人候補の重圧は計り知れない。


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