第23回参議院議員選挙（2013年）

1242：チバＱ：2013/04/10(水) 21:20:59: http://mainichi.jp/select/news/20130410ddm005010138000c.html
選挙:参院補選・山口選挙区　あす告示　事実上の「自・民」対決　首相地元、参院選にらみ総力戦
毎日新聞　2013年04月10日　東京朝刊

　第２次安倍内閣の発足後、初の国政選挙となる参院山口補選（改選数１）は１１日告示される。新人４人が立候補予定だが、自民党公認で公明党が推薦する江島潔前下関市長（５６）と民主党とみどりの風が推薦する平岡秀夫前衆院議員（５９）による事実上の「自・民」対決となる。両党とも夏の参院選の前哨戦と位置付け、全力で臨む。投開票は２８日。【福岡静哉、笈田直樹】

　山口は安倍晋三首相の地元で、昨年の衆院選では全小選挙区で比例復活も許さず勝利した。告示日の１１日には石破茂幹事長が出陣式に出席、安倍首相も２１日に県内を遊説する。６月２３日投開票の東京都議選とあわせ、夏の参院選へ弾みをつける第一歩としたい考えだ。石破氏は９日の記者会見で「ここで圧倒的な支持を得ることは、参院選をにらみ極めて重要な意義がある」と述べた。地方選で苦戦が続き、党勢の衰えが隠せない民主党をさらに追い込む狙いがある。

　一方、民主党も１１日の出陣式には、海江田万里代表が駆け付ける。同党の衆院議員だった平岡氏を無所属で擁立。野党共闘を呼びかけてきたが、日本維新の会やみんなの党との協力は見通しが立たなかった。１日の役員会では参院選の方針を野党共闘から独自候補擁立に転換。このため、公認候補なみの扱いで全力支援する。一川保夫参院幹事長は７日の記者会見で「取れないとしても、どれだけ支持されるかは安倍政権への評価として大きなウエートを占める」と強調した。

　しかし、安倍内閣は高支持率が続き、首相の地元で批判票に大きな期待はできない。海江田氏は４日の記者会見で「穏健な保守から中道、リベラルを糾合しないと勝てない」と広がりを欠く選挙戦への苦悩をにじませた。野党共闘が進まず、自民党の地盤で「自・民対決」に追い込まれたことで、民主党の孤立感は深まっている。

　共産公認の藤井直子氏（６０）と諸派の河井美和子氏（５０）も立候補の意向を表明している。

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