したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

872名無しさん:2018/04/05(木) 16:35:27
>>871

出典:PIXTA
2.オープンにしているかどうか、スタンスが違う

「活動家」は、カミングアウトしている人たちの意見しか代表していない、というスタンスの差もありました。

「(LGBTは)オープンにできている人たちが集まっているコミュニティ。オープンにできる人がイメージをつくっているので、今の世間的なイメージはまだまだ(セクマイの)一部でしかない」(30代、東海在住、トランスジェンダー)

自分がセクマイであることを、周囲にオープンにしている人は、まだそんなに多くありません。メディアに当事者として登場する人は、当然オープンにしている人ですが、「カミングアウトしている人」と「していない人」では、悩みや困り事が違うこともあります。

例えば2015年に渋谷区が導入して以来話題の「同性パートナーシップ証明」は、「証明書を受け取りに行く=周囲にバレる」と敬遠する当事者がいます。

自治体が、オープンにしている人の意見だけを聞くことで、オープンにしていない人たちがイヤだと感じる施策が「LGBT支援」として打ち出され、反発を生む、というケースもあります(もちろん「活動家」も自治体も、善意でやっていることですが)。


出典:PIXTA
3.非寛容すぎる

主張の攻撃性が強すぎるのではないか、異なる意見に耳を傾けていないのではないか、といった指摘です。

「(LGBT活動家は)他者差別的な人達」(40代、近畿在住、ゲイ)

「LGBTを認めないのは差別と声高に叫ぶLGBTもまた逆差別だと思っている(LGBTを受け入れられない人に対する)」(30代、南関東在住、バイセクシュアル)


出典:PIXTA
筑波大学に通うゲイの男性(22)は、
「たしかに、自分たちの活動を正しいと思っていて、自分たちに肯定的な意見しか聞かない人たちは、いる気がします」
と、話します。
もちろん、この男性の体験談で、一般論ではありません。

「海外と比べて、日本のLGBT団体や『アクティビスト』と呼ばれる人たちは、活動の視点が偏っていると感じます。LGBTのことしか考えていない。自分だって、他の分野で同じような偏見をもっているかもしれないのに。本当に多様性を実現したいなら、障害者とか、他のフィールドの視点も入れて考えるべきです」

男性は、こうした視点の偏りはおかしいのではないか、という立場のLGBT団体に所属していたこともあるそうです。


出典:PIXTA
「活動家」を「警察官みたい」と評する人もいました。
東京に住む派遣社員のゲイ男性(33)です。

「(活動家は)いないと困る存在です。秩序を守るためには必要な存在なんだけど、時々『摘発』をやりすぎるというか、疎ましさを感じちゃう。みんな、すいている道で常に時速30キロを守って走るわけじゃないですよね。その構図と似ている気がします」

「正しい」ではなく、人それぞれ

こうした「活動家」への反発を憂慮する人もいます。

「LGBTとしての権利を過度に主張する人たちはうっとおしい、ダサい、といった流れを当事者たちまでも持つことに、危険を感じます」

こうアンケートに書いたのは、北関東在住の20代の女性。同性のパートナーと暮らしているそうです。

「(同性カップルが)どれほど経済的に損をしている、貰えるはずのお金を貰えていないか、(活動家を嫌悪する人たちは)考えた事がないのでしょうか。女性2人で暮らすには日本は厳しいです」

「税理士など、お金に詳しい人を介して、同性婚が認められた場合と今のままでどれだけ差があるか、明確な金額で年収ごとに算出できるサイト等あったら、皆さん意識が変わるのではないでしょうか」


出典:PIXTA
誰の意見が正しい、というわけではありません。

ひとつだけ確かなのは、セクマイ当事者が、マジョリティ側の偏見にどう向き合うか、いま何に苦しんでいるのかは、多様だということ。
マジョリティ側が、乱暴に決めつけてしまっては、いけないものなのでしょう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板