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椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

774チバQ:2017/06/07(水) 21:01:03

●女性運動との連携希薄

 1990年代後半から00年代半ばまで、男女共同参画社会基本法に反対した保守側は様々な運動を行った。中でも、「同性愛者・両性愛者を増やし、男か女か分からないような人間をつくる」と最も大きな批判にさらされたのが「ジェンダーフリー」だ。フェミニズムや性的マイノリティーについて研究する東京大学の清水晶子准教授は指摘する。

「当時は社会のLGBTへの嫌悪をフェミニストへの攻撃に利用していました。あまりにも激しいバッシングだったため、女性運動もLGBT運動も追い込まれ、共闘が阻害されて、その後の連携が希薄になってしまいました」

 先日、台湾でアジア初となる同性婚を容認する判決が出たが、台湾ではこうした人権活動の連携が強いのだという。90年代には日本と台湾の状況はあまり変わらなかったが、その後台湾のLGBT政策だけが英米型の進歩を遂げている。

 昨年作成された自民党の性自認についてのパンフレットには「ジェンダーフリー論とは全く異なる」、そして「教育現場等において、これらの問題を政治的に利用しかねない団体の影響に対して、細心の注意を払って対応」すると書かれている。この団体は、宮川氏によれば主に「日教組」などを指すようだ。

「教育現場では中立性がとても大事です。偏向教育が行われないようガイドラインの作成も検討しています」(宮川氏)

(編集部・竹下郁子)

※AERA 2017年6月12日号


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