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椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

73チバQ:2010/02/20(土) 11:31:00
http://mainichi.jp/life/edu/news/20100216ddm013100148000c.html
子どもの性同一性障害:/下 認識不足で進まぬ対応
 ◇受診ためらう親、戸惑う学校 治療には判断分かれ
 性同一性障害(GID)と診断された子どもがどれくらいいるかというデータはない。しかし、悩みながら学校に通っている子は決して少なくはないようだ。

 「これほど多いのか」。岡山大の中塚幹也教授は一昨年、岡山県内の小中学校の教員約200人を対象に実施した調査の結果に驚いた。身体的な性別に違和感を持つ児童・生徒に接した経験を尋ねたところ、4人に1人が1〜2人いたと回答したのだ。中塚教授は「教育現場にいる多くの大人が、GIDかもしれない子どもたちの悩みをキャッチしている。なのに対応に十分結びついていない」と残念がる。

 昨年9月に学校生活上の性別を切り替えた小学2年児童を診断した塚田攻・埼玉医科大講師は「一人でも理解のある教職員がいて、積極的に動けば、硬直した対応が変わることがある」と感じている。かつてGIDと診断したある女子高生の場合、校長が他の教員らの反対を押し切り、女子生徒でもズボンの制服を選べるように校則を変えたという。

 しかし、こうしたケースはまだごく一部に過ぎない。学校の柔軟な対応が進まない背景について、専門家らは「教育行政や現場の教職員のGIDに対する認識不足がある」と口をそろえる。

    *

 そもそも子どものGIDには成人とは異なる面があるのか。親や周囲はどのような兆候で気づくことができるのだろうか。

 国際的な診断基準では、特徴として次のようなことが挙げられている。

・自分の性別が体の性別とは反対であると、繰り返し主張する

・ごっこ遊びで、体の性別とは反対の性の役割をしたいという気持ちが強く続く

・男の子が自分の陰茎や睾丸(こうがん)を「気持ち悪い」「そのうちなくなる」などと言う

・女の子が便器に座って排尿することを拒んだり、そのうち陰茎が生えてくる、自分には陰茎がある、などと主張する

 大阪医科大の康純准教授は「不安で子どもを病院に連れてくる親でさえ、わが子がGIDであると認めたくないばかりに現実に目を背け、診断結果を伝えても『この子だけは違うはず』と譲らないことが多い」と話す。親に性別への違和感を訴えても受け止めてもらえず、受診につながらない。「それが子どものGIDを表面化しにくくしているのではないか」と推測する。

 一方、「はりまメンタルクリニック」(東京都)の針間克己院長は「子どものころにGIDと診断されても、成長するにつれ体の性別に対する違和感がなくなることも少なくない」と、対応の難しさを指摘する。

 欧米の研究者が4〜12歳でGIDと診断された男児44人のその後を追跡した調査がある。診断から10年たった段階で、多くが同性に恋愛感情を抱く傾向にあったものの、体の性を心の性に合わせる性別適合手術を真剣に考えていたのは1人だけだった。別の調査では、思春期前にGIDと診断された45人のうち、思春期を過ぎて性別適合手術を希望した人は14%にとどまった。

 針間院長はこうしたデータを踏まえつつも「周囲の対応が遅れ、子どもが学校に行けなくなってしまうこともある。明らかに兆候があると感じたら、専門医に診察を受けたほうがいい」とアドバイスする。


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