したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

487チバQ:2014/11/08(土) 22:31:42
 3位のカナダはトロントで行われる同性愛関連のイベントが有名で、周辺地域の人口を含めた約510万人のうち、約50万人が「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシュアル」「トランスジェンダー」の総称であるLGBTとされる。同性愛者の移民も多いという。

 上位には欧州や北米諸国が多いが、ウルグアイは8位となり南米諸国から唯一ベスト10入り。6位のオーストラリアも近年、社会で同性婚を認める風潮が一般化している。

 18位のイタリアは「住みよい」が63%にも関わらず、「住みにくい」は30%と比較的数値が高い。南米諸国も同様の傾向が見られるが、これはカトリック教徒が多いことも関係している可能性がある。

 10月初旬、カトリックの総本山、バチカンで開催された「世界代表司教会議(シノドス)」では、同性愛者の信者の受け入れについて保守派の反対にあい、合意に至ることはできなかった。

 中間報告では「同性愛者はカトリック社会に貢献することができる」との文章が盛り込まれたが、教義に忠実な保守派は「教会史上最悪の文書の1つだ」などと激しく反発。カトリック国では、同性愛は依然として宗教上の罪であるという考え方が根強いことが浮き彫りになった。

 一方、「住みよい国」と答えたのが1%に止まったのが、セネガルとパキスタン。2%しかなかったのがアフガニスタン、エチオピア、インドネシア、マリ、ウガンダの5カ国だ。下位にはイスラム教徒の多い国やアフリカ諸国が占めている。

 セネガルでは98%の回答者が「住みにくい国」と答えている。「成人の間の同意に基づく性行為」を犯罪とし、5年以下の禁錮と3千ドル以下の罰金に問われる。ウガンダでは同性愛行為に最高で終身刑を科せる法律が成立しており、両国とも国際的人権団体から大きな批判が寄せられている。

 イスラム教徒が人口の9割を占め、世界最大のイスラム国であるインドネシアでは、シャリア(イスラム法)に基づく厳格な風潮が強まるスマトラ島アチェ島で、同性愛行為について100回のむち打ち刑に科す条例を可決した。宗教を問わず外国人にも適用される厳しいルールだ。

 ちなみに、日本は「住みやすい」の回答が28%で「住みにくい」の39%を下回っている。住みやすいランキングでは123の国と地域のうち50位。アジア地域で日本よりランキングが上なのは、22位のフィリピンと39位の台湾のみ。

 韓国は「住みやすい」が18%、「住みにくい」が57%。中国は「住みやすい」が14%、「住みにくい」が53%。両国では伝統的な家族観から、同性愛者はまだまだ社会に受け入れられていないようだ。

 ◇

昨今、洋の東西を問わず、さまざまなテーマをもとに世論調査が行われている。人々の関心のある話題を選び出し、「世界の世論調査」として今後も定期的に取り上げる。(佐々木正明)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板