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椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

195チバQ:2011/03/06(日) 20:23:29
 「ウソでウソを塗り重ねた。自分を信頼してくれる人の顔をまともに見られなかった。この1年半は孤独な闘い。人生でこんなに苦しいことはなかった」

 事件は石井ら旧経営陣らの罪と認定され、K−1消滅は免れた。「自分だけは大丈夫と思っていた。捜索を受けたときは最悪の入り口でしかなかった。このとき(の判断)から悪い方、悪い方に転がり落ちた」

 

原点戻れず


 北海道の食肉加工販売会社「ミートホープ」元常務取締役の赤羽喜六(75)が異常に気付いたのは、社長の田中稔=詐欺罪などで懲役4年が確定=に招かれ、7年に入社して間もなくのことだった。

 ビーフカレー用の肉として羊肉を出荷、クレームが相次ぐ。「取り違えて出荷した。そういうことにしとこうや」との田中の言葉に偽装を感じ取った。「不思議と罪悪感はわき上がらなかった」

 ある精肉会社幹部は「産地は肉の状態を見て決まる。肉質が良ければ、神戸牛になるんだ」と口にした。「うちだけじゃない。善悪を考える感覚が麻痺(まひ)していた」

 取引先に呼びつけられ、粘ついた肉を突き付けられたこともあった。「温度管理に問題があったんではないですか」。ウソが口をついて出た。偽装を自分で追及することを避けてきたのは「自分が加担していることを認めたくなかったから。自分への評価を失うことへの恐れもあった」。

 赤羽は18年に退社し、告発に踏み切る。だが、この決断も「正義感もひったくれもない」と言い切る。他の従業員の内部告発の動きを察知していた。「このままでは自分も捕まってしまう。積極的に告発する姿を示す必要があった」。家族経営を強める会社への不満もあったともいう。

 「慣れがあり、保身があり、生活のための給料もある。正しい商品を売るという原点に戻れなかった」

 罪に至る境界はどこか、自問自答が続く。=敬称略


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