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椿姫彩菜とセメンヤで考える、性について

1023チバQ:2020/09/03(木) 10:15:35
■信じてくれた

 「生徒からのカミングアウトはうれしい。自分を信じてくれたのだから。だからこそ、軽々しくほかの人には言えない」
 県内の公立中に勤務する保健体育科の40代女性教諭はこう語る。これまで3人の女子生徒からカミングアウトされた。
 3年前。性の多様性について考える特別授業をした後、生徒全員にワークシートを配布すると、2人の女子生徒がこう書いていた。
 「自分を男だと思っている。でも先生は『変じゃない』と言ってくれた。だからこのまま生きます」
 「私は女の子が好き。でも先生、それって変なことじゃないんですね」
 2人のことは、だれにも明かしていない。
 3人目の生徒は、2年前の個人面談で女性が好きだと告白した。さらに制服のスカートが苦痛で、「ジャージーで登校したい」と願い出た。許可するには学校の了承を得ないといけない。生徒に何度も念を押した。「どこまで、ほかの先生に話していい?」
 生徒はつぶやいた。「女性が好きなことは言わないで」
 女性教諭は事情を知るほかの教諭と話し合い、生徒の性的指向を隠した上で職員会議にかけ、ジャージーの登校は認められた。
 「性の問題に限らず、学校としては生徒から相談されたら全員で共有しようという雰囲気がある。ただし、共有範囲や必要性をきちんと生徒に話して確認する必要があるのでは」。女性教諭はそう声を上げる。
 2015年、一橋大の法科大学院の男子学生が同性愛者だと同級生に暴露された後に転落死した。女性教諭はニュースを見て衝撃を受けた。せめて自分の生徒には同じように苦しんでほしくない。「どんな人が好きで、どんな服が好きなのかは、その人の個性。生徒が自分らしく生きていくために学校現場も変わり、柔軟に対応しなければ」

■合意が大前提

 性的マイノリティー(少数者)の子どもの実態に詳しい宝塚大看護学部の日高庸晴教授は「学校側の情報共有は必要だが、生徒との合意形成が大前提。黙って情報共有するのは良くない。共有範囲を生徒と話せることが理想的」と指摘する。さらに「勝手に情報共有をしていることが生徒本人に漏れると、学校や教諭との信頼関係の構築が難しくなる。中高生期は初めてカミングアウトする人も多く、教諭側の対応の在り方が生徒の今後に決定的な影響を与える」と助言する。


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