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テレビ・ラジオの局と番組のスレッド

324チバQ:2014/08/16(土) 11:37:57
 一定額を払えばネットを通じて音楽が聴き放題となるストリーミング型サービスには、ラジオと似たプログラムもあり、新たな脅威になりかねない。

 ネットを経由してスマホやパソコンでラジオ放送を楽しめる「ラジコ(radiko)」は、活路の一つになりつつある。ラジコは在京、在阪のラジオ局と電通が出資して2010年12月に番組配信を始め、利用者の実質数を示すユニークユーザーは現在、1カ月当たり約1300万で推移。4月には、現時点で全国63局の放送を月額350円(税別)で聴ける有料プログラムをスタートさせ、契約者数は7月上旬に10万人を超えた。

 ラジコによる全国への情報発信を意識する一方、ローカル色にこだわるラジオ局も少なくない。FM802もその一つで、全国の関西出身者などから反響が届くようになったという。ラジオと同様に音楽雑誌も曲がり角を迎え、事業の多角化に乗りだしている。1972年に創刊したロッキング・オン(東京都渋谷区)は、2000年に始めたイベント「ロック・イン・ジャパン」を軸にアパレルやグルメにも事業を広げる。

 「全て音楽ビジネスから派生した」と山崎洋一郎常務は話す。ライブ会場で売るTシャツなどを扱うためにアパレル業に進出。会場での飲食サービスの工夫がグルメ関連のイベント「まんパク」につながった。もっとも主軸はあくまで情報の発信。「情報過多の時代だからこそ、良い音楽を推薦するという創刊時の役割が再び求められている。ただ紙媒体に明るい未来があるとは思えず、収益を多角的に確保しながらウェブへの移行も考えたい」(山崎氏)

 ストリーミングが日本でも普及すれば、1曲当たりの単価がCDより安いため、レコード会社側が収益を確保するにはヒット作の存在が一層重みを増す。そのために大ヒットが期待できる大物アーティストが重用され、「新人や中堅クラスの活躍の場が減る」との指摘もある。

 山崎氏は「自主制作やライブ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)など発信手段は数多い。働きながら活動をする兼業アーティストが増えるかもしれない」と話す。

 ネットで情報が瞬時に伝わる時代に入り、制作側が発信するコンテンツやファンの志向がともに細分化されるなど音楽産業は過渡期にある。「お気に入りを探したい」という、今も昔も変わらないファンの思いをかなえるビジネスモデルは何か。環境が激変する中で「解」を見つけるには時間がかかりそうだ。(藤沢志穂子)


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