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貧困スレ

99チバQ:2010/04/22(木) 22:32:57
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100414ddm008020129000c.html
デフレの深層:/2 格安の新商品続々 中国・義烏の雑貨市場「100均のふるさと」
 <追跡>

 ◇国内業者、安価にシフト
 ボールペン、スプーン、バケツ、Tシャツに化粧品。ショッピングセンター風の建物に日用雑貨問屋がびっしりと軒を連ねる。中国・上海から車で南西へ4時間。浙江省義烏(イーウー)市にある中国義烏国際商貿城(通称、福田市場)は「世界最大の雑貨卸売市場」だ。

 4〜5階建ての市場は、東京ドーム約53個分。約4万店が並び、すべて見て回るには1週間以上かかる。アジア各国はもとより、ロシア人やアフリカ諸国のバイヤーまで押し寄せ、電卓片手に商談する姿が目に付く。日本では破格の安さから「100円均一商品のふるさと」と言われる。

 3月中旬、福田市場の3階。100均ショップ向けの中堅専門商社「マコト」(堺市、年商30億円)海外事業部の田渕宏行課長(40)がワイヤ製の小型の洗濯物干しを手に取った。1個3・2元(45円、1元=約14円)。プラスチック製(11元)よりもはるかに安い。日本では見慣れない掃除用の手袋状スポンジは、5時間近く市場を歩き1個4・2元の店を見つけ、4000個発注して4元まで値切った。

 大手100均への納入価格は50〜70円。プラスチック製のカチューシャ(髪留め)の場合、価格が約1・3元(18円)。包装費などを含めると約30円になる。さらに日本への輸送費や倉庫代、人件費の10円を加えると約40円。納入価格を50円とすると、10円が手元に残るが、不良品率を勘案すると、利益は1個6〜8円にとどまる。

 手袋状スポンジは、包装費や輸送費などを加えた総コストが70円となる。利益は出ないが、田渕さんは「スーパーなどに100円以下の商品が増える中、客を集める目玉商品が求められる」と価格競争の厳しさを説明した。

     ■

 義烏市内の入り組んだ路地にあるレンガ積みの3階建ての建物。福田市場の問屋にヘアピンを納入する工場だ。薄暗い1階の土間で、15人の工員が網の上に黙々とヘアピンを並べる。奥の土間では、蛍光灯の明かりを頼りに男性作業員2人が並んだヘアピンに塗料を吹き付ける。原価0・2元で生産されたヘアピンは、世界各地に輸出される。マコトの発注単位は2万〜3万個で、包装代などを含めて10個30円程度。米小売り大手・ウォルマートの場合、発注は20万〜30万個単位で価格はさらに安くなる。

 工員の平均月給は1800〜2100元(2万5000〜2万9000円)。工員は全員、隣の安徽省からの出稼ぎだ。2階の寮に泊まり込み、月1、2回の休日を除き、1日12時間以上、働き詰めだ。月給の約半分を故郷の高校生の弟(18)と妹(16)の学費に仕送りする段紅岩さん(24)は「弟たちを学校に行かせたいから、仕事がつらいとは思わない」とほほ笑む。


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