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貧困スレ

96チバQ:2010/04/22(木) 22:30:05
どのスレが良かったかな・・・
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100413ddm001020002000c.html
デフレの深層:/1 新「世界の工場」 最貧国バングラ、衣料品輸出躍進
 <追跡>

 ◇低賃金が生む「格安」
 買い物客でにぎわうスウェーデンのカジュアル衣料ブランド「H&M」の新宿店(東京都新宿区)。今年3月、千葉県の主婦(45)は小学生の娘2人のために春物のジャケットやブラウスなど6点をまとめ買いした。4000円のバーゲン割引が付いて総額6158円。「百貨店の3分の1。安い」。夫の冬のボーナスは業績悪化で半分になり、衣料品への出費は抑えたい。H&Mは初めてだったが、「もう高い店では買えない」と実感する。

 安さの秘密は製販一体による効率化の徹底。生産は人件費の安いアジアなど約700工場に委託している。この主婦は洗濯の際、6点のうちブラウスとカーディガンが「バングラデシュ製」なのに気づき、驚いた。

      ■

 バングラデシュの首都ダッカ。市内中心部に建つ10階建てのビルの中に、H&Mの委託工場「MBM」はあった。事務所、倉庫を除く8階分が縫製の作業場。約2300人の従業員の人いきれでむっとしている。H&M向けの子供用の上下つなぎ、半ズボンが完成間際で、男性従業員がメジャーを当て、サイズ通りに作られているかチェックしていた。糸のほつれなどの検品が終われば一部は日本にも送られるという。

 カタカタ、カタカタカタ−−。別の階では、女性従業員がミシンを走らせ、黒い布を縫合。米ジーンズ大手、リーバイスのチノパンが仕上がっていく。その脇では米百貨店、J・C・ペニー向けの柄物ズボンが丁寧に畳まれ、出荷を待つ。世界を代表するブランドが次々と生み出されていく。MBMの商品マネジャー、アシュラハル・ハッサンさん(35)は「中国などから持ち込む糸を含めて、一貫生産する工場を造り、いずれ繊維製品の巨人・中国に迫りたい」と夢を語る。

 ダッカ郊外の別工場「ヴィエラテックス」では、約50メートル四方の縫製フロアに女性従業員ら約690人がびっしり。ミシン台の上で女性用ニットシャツを指先で滑らせると、首回りにレースが手際よく縫いつけられていく。襟元のタグには「L&Beautiful」。近く売り出されるセブン&アイグループのイトーヨーカ堂のプライベートブランド(PB)で、納品価格の約2・5ドル(230円)は店頭価格の約2割にとどまる見通し。すぐ脇のラインでは独プーマやオランダG−STARのTシャツが仕上げられていた。

      ■

 ダッカの工場労働者の残業代などを含めた平均賃金は月96・2ドル(約8950円)。賃金上昇が目立つ中国・上海の360・2ドル(約3万3505円)のわずか4分の1だ。圧倒的に安い人件費を背景に、00年以降はH&M、スペインのZARAのほか、米GAPなど手ごろな価格とおしゃれを売りにしたファストファッションが生産を加速した。日本企業は、昨年からヨーカ堂など大手小売りの進出が本格化した。

 先進国の大手小売りの進出ラッシュで、最貧国・バングラの衣料品輸出額は90年の世界19位(6・4億ドル)から、08年には中国、トルコに次ぐ3位(109・2億ドル、欧州連合を除く)に躍進した。

 1億6222万人(09年推計)の人口は、50年には2億2250万人に急増する見通し。豊富な労働力を抱えるバングラは日本にとって、中国に次ぐ、新たな「デフレの震源地」として急浮上してきた。

      ■

 日本経済はデフレから脱却できず、低迷が続いている。デフレの現状とからくりを報告する。=つづく


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