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貧困スレ

90チバQ:2010/02/13(土) 00:59:50
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100212-OYO1T00239.htm?from=top
貧困ビジネス 困窮者を争奪…あいりんルポ


大阪市立更生相談所の前には毎朝、生活保護などの相談者の列ができる(大阪市西成区で、写真は一部修整しています)=川崎公太撮影 生活保護受給者が全国最多の大阪市で、生活困窮者をアパートに住まわせ、保護費をピンハネする〈貧困ビジネス〉業者が、景品で誘って敷金・家賃の支給上限額で契約させたり、保護申請が認められるようウソの困窮話を指南したりしている実態が、読売新聞の取材で明らかになった。西成区のあいりん地区を歩くと、業者が困窮者の“争奪戦”を繰り広げていた。(社会部 宮原洋)


■勧 誘
 9日朝。あいりん地区内のホームレスらの生活保護申請を受け付ける「大阪市立更生相談所」前では、中高年の男性約20人が列を作っていた。

 「手続き手伝うよ。部屋も世話する」。列に加わろうとした男性に、男が声をかけた。男性が関心を示すと、男は「貯金があっても所持金は1万円未満と言って」などと助言を始めた。

 付近の路上にいた40歳代の男性は、1週間前に「西成区より申請が通りやすい」と、別の区役所に連れて行かれた。窓口で業者の指示通り、「4日前から公園で野宿している」とウソを言い、結果待ちという。

 同相談所から北西へ400メートルの「あいりん労働公共職業安定所」の前では、道ばたに座り込む人たちに、毛糸帽を目深にかぶった男が次々と話し掛けていた。1人の男性(62)に聞くと、「社団法人」の名刺を渡され、生活保護申請の手伝いやアパート紹介を持ちかけられたという。男性はこの日、兵庫県姫路市から来たばかり。「ここに座って10分で、もう2人に勧誘された。働くために来たのに」と戸惑う。

 取材目的を明かし、毛糸帽の男に「貧困ビジネスか」と聞くと、男は「俺は事務所に連れて行くのが仕事。後のことは知らん」と言い、足早に立ち去った。


■上限額
 「敷金29万4000円が支給される方に、テレビ・冷蔵庫・電子レンジをプレゼント」「家賃4・2万円の部屋紹介」――。

 路上駐輪の自転車の前カゴに、〈生活保護支援〉をうたうビラが何種類も投げ込まれていた。ビラの金額は、大阪市が保護費として支給する敷金、家賃の上限。ワンルームの間取りや立地などからみて、相当に割高だ。市によると、敷金、礼金がいらない「ゼロゼロ物件」なのに、保護費受給者からだけは上限額の敷金を取る業者もあるという。

 厚生労働省は昨年3月、不況で職を失った人への生活保護など支援徹底を全国の自治体に通知。あいりん地区では、今年1月までの10か月間で前年同期比9・2倍の約2100人に家賃付きの保護費受給が認められた。

 ホームレス支援団体の幹部は「ビジネスチャンスとみて新規参入する〈貧困ビジネス〉業者が相次いでいる。支援と言いながら入居後はほったらかしで、混同される我々は迷惑極まりない」と話した。

(2010年2月12日 読売新聞)


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