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貧困スレ

833チバQ:2018/05/21(月) 21:18:18
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/227932
足立区でひもとく「貧困」
中学生の4割が誤答 タブレットのない子供は読解力が落ちる
2018年4月26日
「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸警備を命じられた」

 おいおい、警備を命じられるのは幕府ではなくて、大名だろ! こんな一文を目にすると、そんなツッコミを入れたくなるが、キョトンとする中高生が少なくない。

 国立情報学研究所の研究チームが昨年11月、中高生の読解力を調査。冒頭の文章と対で「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」を示し、2つの文の意味を問うたところ、中学生は43%、高校生は28%が「同じ」と解答したというのだ。

 そんな時代を反映してか、「AIVS教科書が読めない子どもたち」がベストセラーに。読解力の低下は社会問題になっているが、にわかに浮上したわけではない。

 出版文化産業振興財団が2010年に1カ月に読む本の平均冊数と世帯年収の関係を調査。すると、最低3冊以上本を読むのは、世帯年収が「1500万円以上」の人が最多で40・5%だったが、「0冊」「読まない」と回答した人が最も多かったのは「300万〜500万円未満」で28・8%。読書量は、世帯年収と比例する傾向が見て取れる。おのずとその影響は子供に及ぶだろう。

■公立の中でも伝統校に“移民”する

 足立区の平均所得は、23区最下位の338万円で、5世帯に2世帯は300万円未満だ。そこで昨年度の全国学力・学習状況調査の結果を見てみると、小6の国語は知識力を問う「A」と活用力を問う「B」ともに、全国平均を上回り、Aは東京都平均と同じ76点で、Bは都平均を1・1点下回る58・9点。それが中3になると、「A」「B」ともに全国平均を下回る。中学に上がると、授業についていけない生徒が増えている。

 年収が下がると、なぜ読解力が低下するのか。大阪産業大元客員教授の八幡義雄氏は「iPadをはじめとするタブレットの所有台数が大きな要因です」としてこう言う。

「富裕層は、2〜3歳でiPadが与えられていて、子供は普通に使いこなすようになります。読み聞かせをしていたおばあちゃんの代わりをタブレットがしていて、子供は日本昔ばなしを見ていたりします。そして、タブレットでひらがなや漢字、計算の練習もする。子供をヤル気にさせる仕掛けがありますから、親が紙のドリルを『やりなさい』というより子供は楽しんでできるのです。子供はタブレットに触れているうちに探究心や好奇心を広げていきますから、ない子との読解力の差は広がる一方です」

 平均年収1000万円を超える千代田、中央、港の都心3区は、国立や私立の中学に進学する割合が3割を超える。が、足立区は1割に満たず、9割超が地元の公立中だ。しかも、教育熱心な都心3区のエリアだと、同じ公立の中でもより伝統のある学区に住もうと区内で引っ越しする“公立小移民”も生まれている。東京・千代田区の名門・番町小に娘を通わせた40代男性が言う。

「公立でも伝統校には、教育熱心な親が集まり、子供はその環境で育つので、いわゆる“学区年収”が高い学校は、“友達力”が違うと思います。ウチの娘も友達に感化されて、女子ご三家に匹敵する私立に合格できましたから。そういえば幼稚園に入る前から、タブレットで読み書き計算はやっていました」

 その番町小、今年の受験では、開成や麻布、桜蔭などの男女ご三家に複数の合格者を出すなど過去最高の進学実績だったという。幼少期の読解力の差は、子供の将来を大きく左右する――。


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