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貧困スレ

63チバQ:2009/12/25(金) 21:59:48
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000912250003
職・住失い「死ぬしか・・・」
2009年12月25日


「ワンストップ・サービス」の相談窓口を訪れた男性(右)。対応した市職員らは制度を説明し、関係機関への問い合わせの電話を続けた=21日、甲賀市水口町

【所持金千円 車上生活の男性(43)/当座の生活資金 年越しへ】 


 不況の冬。甲賀市の男性(43)は職も住まいも失い、車上生活に追い込まれていた。所持金は千円。死を身近に感じつつ駆け込んだハローワークでの相談から、なんとか住まいと当座の生活資金を得てことなきを得た。街で高まるクリスマス気分をよそに、今年も貧困の中で年越しの試練を迎える大勢の人たちがいる。(荻原千明)


【「ワンストップ・サービス」で救済】


 「就職活動したくても、証明写真を撮るお金もないんです」


 今月21日午後、甲賀市水口町のハローワーク甲賀。職業相談の窓口にはジャージーに薄手のジャケット姿の男性がいた。失業者の職探しと生活を一括支援する政府肝いりの「ワンストップ・サービス」がこの日実施されているとは、知らなかった。


 窓口の「たらい回し」を避けるため、事務所には市や社会福祉協議会、労働局の職員が詰めていた。男性は市に不動産業者を紹介してもらい、その日のうちに月3万9千円の住まいを見つけた。翌日には市が給付する住宅手当や社協が貸し付ける無利子のつなぎ資金を申請。つなぎ資金を受け取る30日まで命をつなぐ無利子の「つなぎのつなぎ資金」も受け取った。


 「もうどうしようもないと思っていた。ラッキーだった」。取材にそうつぶやいて、泣いた。「これで新年からきちんと仕事を探せる」


 昨年の今ごろは、三重県のシャープの下請け業者の倉庫でフォークリフトに乗っていた。だが、不況による業務縮小で今年1月末に倉庫が閉鎖。職を失った。


 認知症の母の施設への入居費用などで借金があった。失業で抵当に入れていた甲賀市の自宅を手放し、車上生活が始まった。


 失業手当で食いつないだが、支給が切れる8月になっても仕事は見つからない。友人に日雇いの仕事を紹介してもらったり、借金したりしながら就活を続けた。栄養失調からか白内障のような症状で目が見えにくくなり、日雇いの仕事もできなくなった。10月には3カ月契約で三重県の農場に行ったが、初日に「体力的に無理」とクビに。


 精神的に追いつめられていくのが自分でもわかった。「死ぬしかない」と思った。


 春先に一度、車上生活を抜け出したいと役所に行ったことがある。だが、あちこちの窓口を回るうちに、わけがわからなくなった。「気持ちが弱いと言われたらそうかもしれないが、追いつめられた人間は、少しでもつまずいたら次に進もうと思えなくなるんです」


    ◇


 18、21の両日、県内5カ所でワンストップ・サービスが実施された。利用者は大津4人▽彦根9人▽東近江21人▽甲賀8人▽草津12人の計54人。「利用が多いのか、少ないのかは何とも言えない」と滋賀労働局の担当者は言う。


 「今回の利用者には車上生活者やネットカフェ難民もいた。テレビや新聞の情報に接することもできない生活困窮者に、どう周知していくかが今後の課題だ」と話した。



〈キーワード〉


「雇用情勢」・・・ 滋賀の有効求人倍率は2007年12月に近畿最高の1.29倍だったが、その後近畿最低に急落し、今年10月は0.38倍。厚労省の推計では、解雇や雇い止めに遭い、今年6〜12月に雇用保険の支給期間が切れた人は県内で約5700人おり、このうち最大6割は仕事が見つかっていないとみられる。景気の悪化に伴い、生活保護の申請が急増。県によると、08年1〜11月の944件から、今年同期は1927件と倍増している。


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