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貧困スレ

494名無しさん:2015/09/08(火) 20:10:48
>>493

―また、共産党支持層は、縄文・弥生時代以前など原始共産制に近い時代に行きたがる、という考察は秀逸でした。

三浦 アンケートをつくるたびに、何か面白い相関を見いだす変数を設定することが大切だと考えているんです。今回は投票政党の項目を設定したことで、社会の意識の新たな一面が見えてきました。

―では、今回まとめられたデータを受けて、これから先の10年で日本の社会はどう変わると予想しますか。

三浦 今回は70歳以上を調査対象から外していますから、国民全体の傾向を語ることはできませんが、母数の多い団塊ジュニアが10年後にはより格差が開く年代である55歳になり、危機感は今よりも増すはず。

一方で、労働力不足が顕著になることにより、若い世代が重用される時代になるかもしれません。現在の若者よりも希少価値が高く、企業側から高待遇で迎えられるなど楽に生きられるようになっていることも考えられます。いずれにしても団塊ジュニア以上にとっては、いっそう苦難の時代を迎えている可能性は否定できないですよね。

―結局のところ、現在下流に甘んじている人たちが階層アップを図るためにはどうすればいいでしょうか?

三浦 うーん。難しいですけど、男性は“逆玉”を狙うのもいいのでは? これは決して絵空事ではなくて、今回の調査でも女性の年収が男性より多い夫婦はたくさんいましたから、そのチャンスは増えているはず。そのチャンスをものにするために家事くらいできるようになっておくのは重要ですよ。

●三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ、新潟県出身。社会デザイン研究家。一橋大学卒業後、株式会社パルコに入社し、情報誌『アクロス』編集長を務める。99年、カルチャースタディーズ研究所を設立し、家族、若者、消費、都市、階層化などを研究。主な著書に『下流社会』『日本人はこれから何を買うのか?』(ともに光文社新書)、『第四の消費』(朝日新書)、『新東京風景論』(NHKブックス)ほか多数

■『格差固定 下流社会10年後調査から見える実態』
この10年間に人々の下流意識は進み、格差の固定が明らかになった―。年収1000万円以上の32%が自民党に投票し、年収100万円未満の34%が無投票。ベストセラー『下流社会』から10年を経た現代の実態を、2段階のアンケート調査によって鋭くあぶり出す一冊


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