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貧困スレ

332チバQ:2013/03/24(日) 21:08:56
http://mainichi.jp/feature/news/20130313mog00m040015000c.html
リアル30’s:始めてる?(4) 新しいコミュニティー
2013年03月13日
 ◇つながり求め 空間、時間シェア
 京都・西陣に30代までの男4人、女3人計5世帯が暮らすシェアハウス町家「お結び庵」がある。最年少は2歳の優結(ゆうゆ)ちゃん。会社員の国定直樹さん(26)、若菜さん(26)夫婦の長女だ。

 直樹さんと若菜さんは5年前、前身のシェアハウスで出会い、結婚。その後妊娠が分かって迷った。「子どもがいると迷惑がかかるかな」。ところが住人会議で「一緒に住んでいいと思うよ。何かあったらみんなで話せばいいんじゃない?」と予期せぬ答え。そのまま住み続け、翌年1月には全員が木造2階建て、家賃10万円の細長い京町家に引っ越した。

 元々学生時代の仲間2人でシェアを始めた。誰かが優結ちゃんの遊び相手をしたり、熱を出した時は保育園にお迎えに行ったりもする。約束事は一つ。「気になることはとことん話し合う」

 つながりはハウス内にとどまらない。月1回ほど、近所の人や友人を招いて食事会「京都西陣のご近所10ミニッツの会」を開く。住人の浅田雅人さん(32)が企画した。フェイスブック上にグループを作り、近所の人に参加を呼びかけた。今、30代を中心にメンバーは約40人。「縁日ご一緒しませんか?」「料理教室開きます」−−。さまざまなイベントや交流が生まれる。

 3日の食事会には2歳から82歳まで30人が集まった。松尾瞳さん(33)は昨年2月、近所に食堂を開いたばかり。普段1人で店に立つため同世代との交流がなかった。「お年寄りが多い街だと思っていたけど、こんなに若い人が住んでいるなんて」。食事会で出会った人が店に来てくれるようにもなった。

 町内会的なご近所付き合いと、ソーシャルメディアを使った新しくてゆるやかなコミュニティーのいいとこ取り。浅田さんは「仕組みはすごく簡単。21世紀型の新しい町内会を作った感じです」。

 ◇
 古い長屋や路地が残る大阪市中央区の空堀(からほり)地区に、異業種の人たちが集う「コワーキングスペース往来」(昨年9月オープン)がある。コワーキングは「共働」という意味だ。

 改装長屋の一角に約8畳の畳敷きスペース。靴を脱いで上がり、中央の大きな木製机を囲んで過ごす。パソコンに向かう人、手芸をする人、お弁当を食べて帰る人……。2時間以内525円、1日1050円と安い。

 店長でA’ワーク創造館(大阪地域職業訓練センター)職員の梅山晃佑さん(31)は「単なるシェアオフィスでなく、いろんな人がふらっと立ち寄ってゆるく交差できる場にしたい」と話す。

 梅山さんは空堀地区に住み始めた08年から月数回、自宅の2畳部屋を学び合いの場「2畳大学」として開放した。おいしいカレーの秘訣(ひけつ)を探る「カレー学科」や知人を講師に絵本を手作りする「ワークショップ学科」、知人を紹介し合う「オープンキャンパス」などを開いてきた。

 こうしたスタイルは「住み開き」として注目され始めている。コワーキングも住み開きも、空間や時間を共にする「シェア(共有)」の考え方だ。梅山さんは「本来は町内会もつながりの場だった。今若い世代は新しいつながりを求めている。ソーシャルネットワークを使えばお金をかけなくてもいろいろ工夫できます」と語る。

◇ 「ゆっくりしておいで」「何かあったら電話ちょうだいね」。神奈川県藤沢市のマンションで、主婦の松永愛実(あいみ)さん(28)が門岡真衣さん(30)を笑顔で見送った。部屋では松永さんの子ども2人と門岡さんの長男治希(はるき)君(3)が遊んでいる。

 松永さんは子育て支援に取り組む会社「AsMama(アズママ)」(横浜市)が認定した「ママサポーター」。門岡さんは1時間500円の託児サービスを2時間使い、久しぶりに書店に向かった。

 同社は子育てを支援してほしい人とできる人をつなぐネット上の会員制コミュニティーを運営する。首都圏や中部地方、関西、九州の17都府県に約2000人の会員がいる。各地のママサポーターは200人超。会員が託児や送り迎えをネット上で頼み、ママサポーターが引き受ける仕組みだ。働くお母さんでも専業主婦でも利用できる。保育中のけがなどは同社が加入する保険で対応する。

 会社が地域イベントなどを開いて利用希望者とママサポ候補者に参加を呼びかける。この時点でお互いが顔見知りになるので、登録後、ネット上で託児を頼みやすい。ここが民間や自治体の託児サービスと違う。甲田恵子代表(37)は「ちょっと困った時、近くに『助けて』と頼れる人がいれば親も子も肩の力が抜ける。そんな仕組みを作りたかった」。【細川貴代、大道寺峰子、鈴木敦子】=つづく


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