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貧困スレ

220チバQ:2012/03/20(火) 23:18:50
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120109/wec12010918000001-n1.htm
【karoshi過労死の国・日本 第2部(5)復興の犠牲者たち】
「なぜ主人が2度も派遣された…」
2012.1.9 18:00 (1/4ページ)[karoshi過労死の国・日本]

「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子代表。自身も飲食店店長の夫=当時(49)=を亡くし、過労死防止基本法の制定を目指している(小野木康雄撮影)
 「被災地に2度も行かなければ、主人は死んでいなかった。なぜほかの職員ではなく、主人が派遣されてしまったのか。その思いだけは、ずっとある」

 東日本大震災の復興支援で大阪府から岩手県に派遣された職員、垣内祐一=当時(49)、仮名=は平成23年5月14日夜、宮古市内の宿泊先で倒れた。脳内出血だった。4月3〜7日に続いて2度目となった派遣のさなかのことだ。運転手である祐一は、同じく応援組の保健師や栄養士を車に乗せ、宮古市内の避難所20カ所あまりを巡回していた。

 妻の友子(49)=仮名=は、搬送先の宮古市内の病院に駆けつけたとき、被災地での運転が想像していた以上に大変だっただろうと痛感した。震災から2カ月たっていても、がれきのほかに何もない光景は、テレビで見ていたよりずっと悲惨だったからだ。

 2度目の派遣が決まったとき、祐一は友子に不安げにこう語っていた。「被災地は困っている。でも誰も行きたがらない。だから、少しでも道に慣れた自分が行くべきなんだろうな」

 だが、上司からの打診に対し、祐一は表向き「わかりました」と即答している。2度目だから断ってもいいと告げられたのに、冗談交じりに「もっと長く被災地にいてもいいですよ」とも応じていた。


曖昧な境界、暗黙の強制


 上司とのやりとりを伝え聞いた同僚たちの中には「祐一が被災地への派遣を志願した」と誤解した人もいるが、友子にとって「わかりました」という即答は、強い責任感の表れだったとしか思えない。

 甲南大名誉教授(労使関係論)の熊沢誠(73)はこう指摘する。「人間として断れない状況に追い込まれるのであれば、たとえ災害派遣でも、強制という側面があるのではないか」

 熊沢は過労死問題を「強制された自発性による悲劇」ととらえる。例えば、少しでも残業代を得るために深夜まで働くことは「自発的」とは限らない。基本給だけで生活できないのなら、そのような働き方は「強制された」とも受け取れるからだ。「強制と自発の境界があいまいになっている日本の労働現場は、過労死を起こしやすい」という熊沢の観点からみれば、祐一の死もまた、強制された自発性による悲劇といえるかもしれない。


橋下行革の果て、畑違い業務に


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