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貧困スレ

216チバQ:2012/03/20(火) 23:17:04
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120108/wec12010815010003-n1.htm
【karoshi過労死の国・日本 第2部(3)復興の犠牲者たち】
津波被害との闘いの果てに…
2012.1.8 15:00 (1/4ページ)[karoshi過労死の国・日本]

救援物資の受け入れ作業に奮闘する七ケ浜町職員=2011年4月、宮城県七ケ浜町(佐藤裕介撮影)
 東日本大震災から1週間たった3月18日未明。集中治療室に搬送された宮城県七ケ浜町の税務課長、佐藤栄一郎=当時(60)=は、輸血をされながらあるうわごとを言った。「心配するな。早く役場に戻ってくれ」。付き添いに町職員がおらず、家族だけだと知ると、妻の久美子(55)に「ごめんな」と言い残し、息を引き取った。


町民から「税金で食ってる、当然だ」


 仙台湾に面した七ケ浜町は、町内の約4割が津波にのまれた。死者・行方不明者は107人。隣接する石油コンビナートは火災で4日間、燃え続けた。電気は復旧までに2週間、水道は1カ月以上を要している。

 非常用の発電機でしのいでいた町役場で、佐藤は当時、部下らとともに不明者の安否確認や炊き出しに追われていた。不眠不休で働き、職場で吐血し倒れたという。

 こんな非常事態に、帰宅することは絶対にない、と久美子が悟っていたとおり、辛うじて被害に遭わなかった自宅に、佐藤は震災後、一度も戻らなかった。家族旅行や子供の行事よりも仕事を優先する男だ。久美子は、夫を誇りにこそ思っても、責める気持ちになどならなかった。

 久美子は言う。「主人は死ぬまで役場で働けて、本望だったんじゃないかと思うんです」


労災申請に“罪悪感”


 実は、佐藤にはC型肝炎の持病があった。3月末で定年退職する予定だった佐藤は、あと20日余りで治療に専念できるはずだったのである。

 「震災さえなければ、佐藤さんは死んでいなかった」−。

 ともに震災に立ち向かった七ケ浜町役場の職員たちはそう痛感し、公務員の労災にあたる公務災害を率先して申請した。もちろん、持病があっても、長時間労働や過重なストレスなどが原因で持病が悪化したと証明されれば、過労死と認定される可能性はある。

 ただ、遺族は是が非でも過労死だと認めてほしいと思っているわけではない。最も気にかけているのは、佐藤の名誉を守ることであり、次女の美佳(28)は「申請が父の遺志に反しているのではないかと考えることもある」と、迷いさえ打ち明ける。


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