したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

貧困スレ

1140チバQ:2022/07/07(木) 21:19:39
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO058592/20220630-OYTAT50082/
【参院選2022 課題の現場】〈4〉ひとり親コロナ苦境…仕事、育児支え合う社会に
2022/07/01 05:00
 「ただいま」。6月上旬、花巻市の学生服リユースショップ「さくらや花巻店」に学校帰りの子どもたちの声が響いた。子どもたちは学生服や学生かばんが並んだ店内のレジ前にあるテーブルに座り、学校の宿題を広げると、黙々と勉強を進めていった。

期日前投票、前回比1.3倍…中間状況

 同店では今年4月から店主の多田真弓さん(41)が無料学習塾を開いており、毎週月曜夕方の閉店時間を過ぎると、店内は子どもたちの「教室」へと生まれ変わる。経済的な理由で塾に通えない小学4年生〜中学3年生が対象で、現在は母子世帯の子ども3人が通っている。漢字ドリルに挑戦していた小学5年生の女児(10)は「勉強は苦手だけど、ここだと集中して勉強ができる」と話していた。

 県が2018年に行った子どもの生活実態調査では、18歳未満の子を持つ母子世帯に「子どもの進学」について尋ねたところ、4割が「理想は大学まで進学させたい」と答えたが、現実的な回答を問うと、経済的な理由などで、その割合は約2割へと半減した。多田さんは「無料塾で少しでもひとり親の助けになりたいと思った」と話す。



 加えて、新型コロナウイルスの長期化で、ひとり親を取り巻く環境の厳しさは増している。母子世帯を支援する東京の認定NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」などが今年3月、全国のひとり親世帯約2400人を対象に行った調査では、働く人の平均月収は13・6万円。子どもの通う学校や預け先が休みとなって仕事に影響が出た人のうち、約6割が収入が減ったと回答した。また、米などの主食を買えない経験をした家庭は約5割、服や靴を買えない経験をした家庭は8割にも上った。

 こうした中、盛岡市ではコロナの影響で職を失うなどしたひとり親を市の臨時職員として採用する取り組みを始めた。対象は18歳以下の子を持つひとり親で、毎年20人程度、最長で6か月雇用し、働きながら次の就職先を見つけてもらうという。事業は20年度から始まり、昨年度は26人を採用。うち11人の再就職先が決まった。

 5月から働く女性(47)は、中学生の長男(14)と次男(13)の3人暮らし。再就職先を探そうと7社ほど申し込んだが、採用が決まらず、精神的に参っていた時に市の募集を知ったといい、「値上げで食費のやりくりが大変だが、働けることで心が軽くなった。市で働きながら長く働ける職場を探したい」と話した。



 仕事や収入の確保、育児の両立など、ひとり親世帯が抱える問題は様々だ。そうした悩みの受け皿の一つとして期待されているのが、NPO法人などが運営する「子ども食堂」だ。盛岡市の認定NPO法人「インクルいわて」の山屋理恵理事長は「何よりもひとり親を孤立させないことが重要。子ども食堂はそのための手段」と語る。同法人が行う子ども食堂では、参加するひとり親にアンケートを行い、抱えている問題や悩みについて聞き、スタッフが関係機関とつなげる取り組みを行っている。

 一方で、子ども食堂は困窮世帯支援というイメージが残り、参加しづらいという側面もある。そのため、同法人の子ども食堂では、フットサルやドミノ体験などのイベントを企画し、参加しやすいようにする工夫も行っている。山屋理事長は「ひとり親に必要な支援制度や公的な窓口の活用についての認知が進んでいない現状もある。子どもの貧困の問題解決には社会全体で考え、支え合う環境を作ることが必要だ」と指摘している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板