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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

8377チバQ:2012/12/24(月) 12:06:04
>>8252-8253北海道
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20121218011100003.html
2012年12月18日
【王国崩壊 民主大敗のわけ】

(上)「敵は党そのもの」

安住淳幹事長代行(右)と一緒に街頭演説をする鉢呂吉雄氏=12日、札幌市手稲区



■TPP、消費税・・・不信拡大


 【小林直子、芳垣文子】衆院選が投開票された16日夜、落選が決まると、道10区の小平忠正・国家公安委員長(70)は、岩見沢市内の事務所で支持者約60人に頭を下げた。


 「私も民主党も、歴史的大敗を喫した」


 90年の初当選後、連続7期務めたベテランだが、党地元支部による民主党北海道(道連)への公認申請は10月。他の現職に後れをとった。背景にあったのが、環太平洋経済連携協定(TPP)。野田佳彦首相が積極姿勢を示し、明確に反対姿勢を示さない小平氏にも地元の不信感が広がった。


 10区は稲作地帯の空知を抱える。父の故小平忠・元衆院議員は農民運動出身。支持者には、TPP交渉参加への反対論が根強い。


 合同選対本部の北準一幹事長は「政府のTPPへの前向きな姿勢が、支援の浸透にブレーキをかけ、団体からの推薦も遅れた」とみる。北氏は、道連を支える道農民政治力会議の代表でもある。


 現職閣僚として初めて臨んだ選挙戦。小平氏は一転して反対姿勢を前面に押し出し、「閣議で反対し、TPPを断固阻止する。総理が怒って更迭するならやむを得ない」と訴えたが、支持は広がらなかった。選挙戦中、街頭演説でこう訴えたこともあった。「相手は自民ではない。民主党そのものだ」


■討論会は釈明一方


 党本部の選対委員長を務めた4区の鉢呂吉雄氏(64)も落選した。選挙戦中盤の10日夜、小樽市内で開かれた公開討論会は防戦一方だった。TPPや消費増税など、他の3候補から与党批判を浴び続け、時間の大半を釈明に費やした。


 終了後、道連の幹部は、こう助言した。「もう政府の意見なんて気にしないで、自分らしくやってほしい」。政府の方針との整合性を意識するあまり、自らの主張ができていないと感じたからだ。


 終盤には岡田克也副総理や安住淳幹事長代行らが次々と応援に入ったが、比例の復活当選もならなかった。道連幹部は「態度がはっきりしないから、民主の支持者が離れた」とみる。選挙戦最後の日の15日、鉢呂氏は「民主党政権に対する根強い不信感がずーっと選挙期間中も続いた感じがする」と話し、落選を覚悟していた様子だった。


 民主最大の支持母体「連合北海道」の幹部は「重要な役割を担った人ほど党の色が強く、批判をもろに受けた」と分析する。


■「お仕置きの選挙」


 かたや、持論の脱原発や護憲を激しく訴えたのが、1区の横路孝弘・前衆院議長(71)だった。自身の街頭演説を優先するため、終盤の党幹部の応援演説は断った。自民党の新顔に競り負けたものの、かろうじて比例で復活当選した。


 それでも、衆院議長も務めた横路氏の敗北は「民主王国」北海道崩壊の象徴となった。陣営選対本部委員長の熊沢裕幸氏(52)は「民主支持層をまとめ切れなかった」と振り返る。


 労働組合や地方議員の後援会から紹介された有権者に電話で支持を求めても、感触のよしあしを示す記号は「×」の割合がいつもにまして多かった。朝日新聞が16日に実施した出口調査でも、横路氏は民主支持層の3分の2ほどしか固め切れていなかった。


 道内の小選挙区の投票率は戦後最低の58・73%。熊沢氏は「投票に行かない民主支持層が多かったのではないか」とみる。そして、「政策論争にならずイメージ合戦になってしまった。民主党に対する『お仕置き』の選挙だったのではないか」とつぶやいた。


   ◇


 「民主王国」北海道で、民主党は2議席にとどまる大敗を喫した。選挙戦を振り返り、敗因を分析する。


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