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政治とカネ

1091チバQ:2010/09/13(月) 21:24:15
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000831009130001
【大地激震 鈴木宗男議員、失職・収監へ】


(下)しぼむ 利益誘導の流儀
2010年09月11日





会合で支持者らに笑顔であいさつする鈴木宗男衆院議員=10日夜、釧路市

 「上告棄却になり、言い逃れはしない。しかし、真実は、真の公正は何かを訴えていきたい。皆さんの声を受け、私は戦っていく。必ず、元気で戻ってきます」


 10日夜、鈴木宗男衆院議員(62)=比例道ブロック=は釧路市のホテルで終始、強気な発言を繰り返した。


 衆院議員勤続25周年と、代表を務める新党大地の結成5周年を祝う会合。受託収賄罪やあっせん収賄罪が確定し、失職・収監が判明してから初の道内入りとあり、支持者ら約1300人が集まった。


 だが、支持者たちの心情は大きく揺れている。


 1983年の初当選以来、支援してきた50代の建設業者は「地元の利益を考えれば必要な人」と今後も支持する考えを示した。その一方で、後援会員の男性は「(失職して)力がなくなれば、魅力も半減する」と、複雑な心情を隠さない。


■敵味方はっきり


 鈴木議員やその政治手法に対しては、賛意と批判が常につきまとってきた。その「ムネオ流」の一つが、敵と味方の厳格な峻別(しゅんべつ)だ。


 後援会の幹部の一人は「支持者には仕事を回し、敵は叩(たた)きまくる。はっきりしている点が魅力なんだ」と言う。札幌市の建設業界関係者(50)は、政権交代で大地が与党入りした直後の昨年10月、鈴木議員に面会。「道内大手(企業)はみんな自民党を応援した。3年ぐらい謹慎した方がいい。その分、中小が受注すれば生きていける」と言われたという。


 こうした手法と表裏一体なのが「ムネオ流」の典型と指摘されることが多い利益誘導政治。鈴木議員は長年にわたり、「北海道が元気になれば、日本も元気になる」「北海道に骨を埋めるこの鈴木宗男が、北海道に利益を誘導して何が悪いんですか」と公言してきた。


 これに対し、釧路市の水産加工業者(75)は「地元に仕事を持ってきてくれた。他の議員より数段力もあるし、良いと思っていた。鈴木さんだけが頼りだった」と話す。鈴木議員の元秘書の蝦名大也・釧路市長も、失職・収監が判明した8日、率直に語った。


 「予算の獲得など今後とても厳しい状況になる」


 だが、鈴木議員の受託収賄事件の際、東京地検特捜部の事情聴取を受けた建設会社の元副社長(73)は「あの工事もくれ、この工事も欲しいと、北海道開発事業を結局ゆがめた」と語り、鈴木議員の「罪」の大きさを指摘する。


 ただ、鈴木議員の後援会や道東の建設業者の間では、「時代は変わった」との空気が漂う。


 国の財政状況が厳しく、公共事業の削減が著しいことを受け、「ムネオ流」は影を潜めざるを得ないという。


 根室地方の建設会社社長は説明する。「釧路・根室で倒産に追い込まれている建設関連業者は『親ムネオ派』が多い。ムネオ頼みでは今の厳しい時代は乗り切れないということだ」


■党の存亡の危機


 利益誘導政治の衰退にあらがいながら、道内で存在感を発揮し続けてきた鈴木議員。今後、500日程度収監されるうえ、その後も5年間、選挙に立候補できなくなる。選挙に勝ち、再度の国政復帰がかなったとしても、その時点で70歳近くになる。


 新党大地については、鈴木議員が収監後も代表を続投すべきだとの意見や、大地の名付け親で鈴木議員の盟友の歌手・松山千春氏が新代表に就任するとの見方がある。だが、主(あるじ)が不在という状況を迎え、存亡の危機に立たされるとの声も聞かれる。


 これまで数々の浮沈を繰り返してきた鈴木議員。10日夜の会合では「後援会を維持しよう」「会員一人も欠けることないよう力を温存しよう」などと、幹部たちは口々に変わらぬ姿勢を強調した。


 しかし、ある後援会員は「今度こそだめかな、というあきらめの感じもある」と打ち明ける。建設業者の一人も「5年たったら忘れられる」とし、こう明言した。「ムネオ政治の終焉(しゅうえん)だ」


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