したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

2384とはずがたり:2009/07/27(月) 21:27:44
>>487 >>490-491 >>508 >>518 >>786 >>814 >>829 >>850 >>1363 >>1549

《地殻変動:5》「自民」市長、党に見切り
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200907270294.html
2009年7月27日

 「ミスター自民党」が身を翻した。

 サクランボ畑が広がる山形県東根市内の公民館。土田正剛市長(65)は26日夜、市政報告会に山形2区の民主前職、近藤洋介氏(44)を招き、初めて支援者に紹介した。

 「これから二度三度の選挙を経て自民でも民主でもない新しい政党ができるかも知れない。近藤さんは今は野党だが、将来は与党の中心にいる人物だ。みなさんとともに育てていきたい」

 近藤氏は「ありがたいお話をいただいた。みなさまのお役に立つよう全力を尽くしたい」と頭を下げた。

 土田氏は県議時代に党県連幹事長を務め、16年前には県知事選にも出馬した。保守地盤の強い東根市の市長に3期続けて無投票で当選し、地元ではミスター自民党と呼ばれてきた。

 山形2区では、自民前職が昨年9月に引退を表明。後継には、地元の実力者として名が挙がった土田氏ではなく、鈴木啓功(ひろのり)氏(42)が選ばれた。今年6月、土田氏は近藤氏の支援を表明し、「比例区では自民党に投票する」とは言うものの、事実上、自民党と決別した。

 国から県、市町村に公共事業や補助金を配分し、その見返りに地方議員から首長、国会議員とボトムアップで選挙を支援する――。こうした自民党を軸とした統治システムが崩れてきた。ど真ん中にいた土田氏も「国に陳情していればよかった時代は過ぎ去った」と、もはや縛られることはなかった。

 1月の知事選で土田氏が推した現職が敗れ、県政は民主党の支援を受けた新知事が担っている。7月初めには、市内の有力企業・山形富士通が撤退、従業員670人が解雇された。このうち360人分の雇用を引き受けた昭和電工の幹部が、近藤氏の有力な後援者だった。

 近藤氏の父・鉄雄氏は、自民党衆院議員として9回の当選を重ねた。16年前の知事選では、土田氏の対立候補の支援に回った過去もある。近藤氏は昨年10月、市長室に土田氏を訪ね、「和解」をはかっていた。「その節は、父がたいへん不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした」

 県政へのパイプ、今後の雇用確保への期待――。土田氏は「市の発展を願って決断した」と近藤氏支援に踏み切った理由を説明する。ここでは民主党は「もうひとつの自民党」に育っていた。

 自民党内が割れ、一方が民主党に流れるという構図は、山形2区だけではない。

 福田、中曽根両元首相系の2派が長年、対立している群馬県では、旧中曽根派に支えられた小寺弘之・前知事が23日、高木政夫・前橋市長が24日にそれぞれ、民主党を支持する考えを表明。高木氏は「政権交代を求める市民の声を数多く聞いている」とまで踏み込んだ。

 橋下徹大阪府知事や中田宏横浜市長らの「首長連合」は、地方分権政策を評価して支持政党を打ち出すことをめざした。しかし、今のところ広がりには欠けたままだ。「市の発展」をうたって民主支援に転じた土田氏は、首長連合の動きをこう評した。「言葉が踊っているような気もする」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板