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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

92チバQ:2009/11/14(土) 09:42:34
http://mainichi.jp/select/today/news/20091113k0000e040042000c.html?link_id=RTH05
フェリー事故:乗客「命の危険感じた」 窓からすぐ海面
2009年11月13日 11時21分 更新:11月13日 12時45分


傾いた船体のデッキで救助を待つ乗組員ら=三重県熊野市沖で2009年11月13日午前、本社ヘリから望月亮一撮影

海上保安庁のヘリコプターで三重県東紀州(紀南)防災拠点施設に到着したフェリーの乗員ら=三重県熊野市久生屋町で2009年11月13日午前撮影 傾きを増しながら流されるフェリー。海霧の中、ヘリコプターは乗客・乗員28人の救助を懸命に続けた−−。三重県熊野市沖の熊野灘で13日早朝起きたマルエーフェリー(本社・鹿児島県奄美市)のフェリー「ありあけ」の海難事故。横波を受けてから約2時間後、船は40度以上傾き、立っていられない状態に。ヘリで救出された乗客らは「生きた心地がしなかった」と青ざめた。【汐崎信之、七見憲一、福泉亮、大野友嘉子】

 午前5時半ごろ、三重県尾鷲市の尾鷲海上保安部に、フェリーが傾いたとの情報が入った。職員が慌ただしく対応に追われる。同9時40分には「3人が救命ボートに乗り移ったものの、3人が海に飛び込んだ」との情報が入り、一気に緊張が高まった。尾鷲海保によると、現場は天候が良い時は穏やかだが、13日は雨が降って海が荒れていたという。

 熊野市久生屋(くしや)町にある県東紀州防災拠点施設では、午前7時50分から乗員・乗客を運ぶ海保ヘリが発着を繰り返し、9時過ぎまでに21人が搬送された。

 消防署員から毛布を受け取り、施設内の倉庫で健康状態のチェックを受ける乗客ら。最初に運ばれてきた7人のうち、頭や脚にけがをした松本浩一さん(70)=東京都調布市=は病院で手当てを受け、移動した熊野市の保健福祉センターで「死ぬかと思った」と疲れ切った表情で話した。

 一方、乗客の一人で鹿児島県湧水町に帰省するため乗船していたという土木作業員の重信全宏(まさひろ)さん(74)は「寝ていたら、いきなり『ガタン』という音がして船が横倒しのようになった。窓から海面がすれすれに見え、転覆するのではないかと命の危険を感じた」。床が滑ったため、部屋の角に足をつけてはい上がり、乗員が用意したロープを伝って救助用デッキにたどりついたという。

 乗組員の淵脇樹徳(しげのり)さん(29)は「『ドーン』という音で目が覚めた。部屋が真っ暗になって何が起きたのか分からなかった。室内の物がぐちゃぐちゃになり、立っていられないくらいだった」と寒さで震えながら話した。

 尾鷲漁協によると、13日朝は波が高く、漁業者は仕掛けた定置網の引き上げを断念した。熊野漁協遊木浦支所では四つある定置網のうち三つを上げられなかったという。

 現場近くでは05年7月15日、尾鷲市の三木埼灯台沖南東約30キロの熊野灘でタンカー同士が衝突、1隻が炎上し乗組員6人が死亡、1人がけがをする事故が起きている。


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