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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

664OS5:2025/12/11(木) 21:36:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1e2f9ed1b025cb7c3baa72aba73b2a937185776
「この船は命」似島航路はこの20年で利用客が半減、存続の危機 瀬戸内の離島航路が抱える課題
12/11(木) 20:00配信


特集です。 
多島美が織りなす美しい景色が世界でも注目されている瀬戸内海ですが、止まらない人口減少を背景にそこに浮かぶ多くの離島では本土と島々をつなぐ航路の維持が危機的な状況になっています。
その島の一つ似島の現状から離島が抱える課題を追いました。

瀬戸内海を行きかう船。


本土へ行く利用者

【仕事で似島へ行く利用者】
「いつも行きと帰り、小学校に通勤していますので、それで利用している」

【本土へ行く利用者】
「病院にいくときとか…家のものを買いに行くとき、そりゃあ、なけらにゃいかん。この船は命、似島の」

離島「似島」と本土を結ぶ「似島航路」は橋のかかっていない島にとって唯一の交通手段です。

片道20分の定期航路。運航はそれぞれの港から一時間に1本ほどです。
子どもたちが通う似島学園を経由する便も設けています。
2つあった航路のうち1つが採算上の理由から撤退。
残り1つとなったこの航路も厳しい課題を抱えています。


年間60万人ほどいた利用者はおよそ32万人まで減る

【似島汽船 浜本義幸 代表】
「一番多かった時代から(島民が)グッと減って、そこから今になっているので(島民が)650人といったら、普通はこの母体では食えない。利益が上がらない状態なんですよ」

利用者の多くを占めていた似島の島民は、この20年間で半数以下に…
それに伴い、年間60万人ほどいた利用者はおよそ32万人まで減り、島の過疎化は航路の維持に大きな影響を与えています。

さらに…


似島航路改善協議会

【似島汽船 浜本義幸 代表】
「一番抱えているのは船の老朽化。船体はきれい、実際には船はすごく大事にして使っているから、ただエンジンの方がね…『この部品はあるけど、この部品はないよ』ということになるみたいで、そういう状態もそろそろ出てきているので、だからもし本当に直したいところが直せなかったら(船を)止めるようになる」

新たな船を造るには数億円が必要だといいます。追い打ちをかけたのが高騰化する燃料費や修繕費。
経営は待ったなしの危機的状況です。

【似島汽船 浜本義幸 代表】
「日中は、何もない時は減速で回転を下げて走っています。それで燃料代を削減している」

船長を勤める浜本さん。
今年で72歳。引退しようにも・・・
「赤字が続くいまの状況で後継者に引き継げない」とホンネをこぼします。

665OS5:2025/12/11(木) 21:37:02

そんな中、航路の存続に向け広島市が設置したのが「似島航路改善協議会」です。

【似島汽船 浜本義幸 代表】
「似島航路存続のために皆様お集りいただきありがとうございます」

広島市や専門家、そして、似島の住民などが集い、航路の存続に向けた補助金の交付について話し合われています。

【似島汽船 浜本義幸 代表】
「やっぱり通勤通学があるから7時・8時・9時あそこの1時間ピッチ、6時からの1時間ピッチがいるんよね。だから時間を減らしたらどうかとか簡単に言うけど難しいですよね。生活を守ってあげようと思ったら」

この会議では「似島汽船」の経営状況などをまとめ、国に対して補助金の申請を行います。
国から承認がおりるまでの間は、広島市が単独で補助する方針で、今年度の当初予算ではおよそ1100万円の補助金が盛り込まれています。

瀬戸内海に面する広島県では島に住む人たちの生活に必要な航路は全部で59航路あり、(一部観光航路含む)そのうち7航路は国も一部補助をしています。

県内で最も補助金の額が多いのは尾道港から福山市の常石港までの航路で、年間2億円あまりを国や県、尾道市が補助し、船の運航を維持しています。

このほかにも県や立地している各自治体が独自で補助をしている航路があります。


似島汽船 浜本義幸 代表

【似島汽船 浜本義幸 代表】
「そういう意味では皆さんの助けが必要な時代になったのかなと、田舎の列車もなくなったりするじゃないですか、利用率の問題とかで、ただ船はなくすわけにはいかない。そこが一番違うところ」


後継者・久保河内さんは・・・

島しょ部の人口減少が続き今後も増える赤字航路。
「生活を守ってほしい」と島民の思いも強まっています。

【町内会長さん】
「なくなったら、死活問題。一日でも止まったらいけない。早く話を進めてほしいし、いろいろと協力してもらえるならしっかり協力してほしい」

世界に認められた瀬戸内海、そこに浮かぶのが赤字航路という現実です。
離島と本土を結ぶ必要不可欠な公共交通機関をどう維持するのか
多くの島々を有する広島が抱える課題の1つです。

《スタジオ》
中国運輸局によりますと県内にある定期航路は全部で59航路。
(一部観光航路を含む)「航路」の定義が難しい部分もありますが、国、県、自治体などから補助を受けているのは大竹市の阿多田島や福山市の走島など半数近くあります。補助金の額は赤字の幅で変わりますが数百万円〜数億円となっています。

今後もその補助の額は膨らんでいくと予測されていますが、県内各自治体は「生活を守るために必要な航路は引き続き補助をしていく」としています。

VTRに出ていた似島汽船・浜本さんの後継者・久保河内さんは島民のためにも運賃やダイヤなどいまの水準は保ちたい、とした上で「航路継続のため島と一体になって似島の活性化を図りたい」と話していました。

広島ニュースTSS


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