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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

548チバQ:2021/01/11(月) 10:54:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/161a1dcd5f6e644be9ac74c0a7d95f2d5e99162b
JR九州「新型高速船」、国内運航阻む規制のわな 日韓航路に就航できず活用模索も波高し
1/11(月) 5:41配信
 「いらっしゃいませ」。船内に足を踏み入れると乗務員たちが元気な声で出迎えてくれた。JR九州のグループ会社、JR九州高速船が建造した新型高速船「QUEEN BEETLE(クイーンビートル)」のクルーたちだ。昨年11月24日に博多港で関係者・報道向けの内覧会と試乗会が行われた。

【写真で見る】真っ赤な外観のJR九州高速船「クイーンビートル」。“海のななつ星”の気になる内装は?

 本来なら昨年7月15日に運航を始める予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。JR九州高速船は福岡市の博多港と韓国・釜山を結ぶ日韓航路に高速船「BEETLE(ビートル)」を3隻運航しているが、日韓航路も運休中。クルーたちにとって、待ちに待った出番だった。

 JR九州はクイーンビートルを用いて、2020年の大みそかの夜に博多港で年越しのカウントダウンクルーズを行う構想を練っていた。当局のゴーサインが出れば、いつでも出港できるよう準備も整えていた。しかし九州運輸局からの連絡はない。役所の仕事納めは12月29日。ぎりぎりまで粘ったが、朗報はついに届かなかった。

■豪華な内装「海のななつ星」

 クイーンビートルは「洋上の女王」とでも形容すべき、美しい船だ。トリマランと呼ばれる三胴船で、主船体の両側に2つの副船体を持つ。白と赤を基調とした外観デザインや豪華な内装は豪華列車「ななつ星 in九州」のデザインで知られる水戸岡鋭治氏の手によるものだ。その意味では、「海のななつ星」と形容したほうがいいかもしれない。

 JR九州高速船はオーストラリアの大手造船会社、オースタルと2017年12月に建造に向けた協議を開始することで合意、新型高速船構想がスタートした。3隻あるビートルのうち1隻をクイーンビートルに置き換える。クイーンビートルの旅客定員は502人。同191人のビートルの2倍以上の輸送力がある。建造費は約57億円。最後尾車両の車窓と建造費を組み合わせて「30億円の額縁」と評されるななつ星のおよそ2倍の金額だ。

 日韓航路にはJR九州高速船のほか、日本郵船系のカメリアラインも就航しているが、むしろライバルは格安航空(LCC)だ。福岡空港―釜山・金海国際空港間の所要時間は1時間を切る。これに対してビートルの所要時間はおよそ3時間。時間勝負では飛行機に太刀打ちできない。価格面ではLCC、ビートルともに値引き合戦を繰り返している。これでは集客できてもそれに見合う収益は得られない。

■「船旅」自体の楽しさをPR

 そこで、JR九州は「逆転の発想」で飛行機に対抗することにした。移動時間の長さを逆手に取り、移動時間の過ごし方で勝負する。

 日韓航路を3時間40分で結ぶクイーンビートルは、高速性でビートルに劣るが、航行中にシートベルトの着用が義務付けられているビートルと違い、航行中に広い船内を歩き回って免税店での買い物や軽食カウンターでの食事を楽しんでもらうことができる。子供が遊べるキッズスペースもある。外のデッキに出て、海を眺め、風を感じることもできる。

 片道5000円の追加料金で利用できるビジネスクラスは、座席の足元空間が広く、座り心地に優れる。船旅自体を楽しむという仕掛け作りは水戸岡氏にとってはお手の物だ。「船内を自由に歩き回って心地よい時間を過ごしてほしい」。水戸岡氏はこう意気込みを語った。


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