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旅客船・高速船・フェリー等のスレ
416
:
チバQ
:2017/03/12(日) 23:38:13
5563 :チバQ :2017/03/12(日) 23:37:37
北海道新幹線開業後、青森-函館間を約2時間で結んでいた在来線特急「スーパー白鳥」「白鳥」が廃止された。これらの特急を使えば、自由席なら往復約1万円、割引きっぷを使えばフリーエリア付きで7,000円弱で、海峡の両岸を往復できた。一方、北海道新幹線は、新青森-新函館北斗間は1時間余り、実勢料金といえる特定特急券を使って片道6740円、ネット事前購入限定の切符でも5800円(13日前までに購入で4350円)。加えて、青函両市とも、フェリー埠頭も新幹線駅も市中心部から離れている。
「そこそこの料金と時間」で両市中心部を直結する交通手段がなくなり、郊外を結節点とする「速くて高い新幹線」と「時間はかかるが安いフェリー」に二極化した格好だ。
フェリー利用動向、上半期は微増
国土交通省北海道運輸局の2017年2月末現在のデータによれば、2016年度の月ごとのフェリーの利用動向は、上半期は微増、下半期は前年をやや下回る水準で推移しているが、内訳をみると、複雑かつ興味深い変化がうかがえる。
トラックの輸送は上半期、月間2万台前後と、ほぼ前年並みで安定していた。しかし、8月末に襲来し、北海道の農産地域に甚大な被害をもたらした台風10号の影響か、10月以降は前年割れが続く。
乗用車については、2016年4月は25%増となっているが、これは北海道新幹線開業の影響というより、前年同月、法定検査のため運休していた便があったため、数字上の反動が現れたという見方もある。その後、5月以降はほぼ前年並みの数字が続き、最も多い8月で2万5000台余りで前年並み、利用が少ない2月は約3000台で1割減と、前年に比べて極端な変動はない。北海道新幹線の利用者が津軽海峡線時代より大幅に増え、海峡を挟む人の流動が増えた事情を考えると、パイの拡大と「海路⇒鉄路」のシフトが相殺された結果、「前年並み」に落ち着いた可能性もあり、検証が必要だろう。
ただし、台風10号の被害によって、JR北海道が「道内旅行の再検討」を呼びかけるに至った9月は、前年の1万3246台から30%落ち込んで9326台にとどまり、年間ベースの数字を押し下げる要因となった。
他方、バスの輸送の推移は複雑だ。5〜6月は50〜60台と前年割れが続いたが、7月は120台、8月は191台と、前年を25%以上、上回っている。9月も75台と、前年の8割にとどまったものの、乗用車ほどには落ち込んでいない。しかし、10月以降は前年比6割前後が続いた。旅行関係者の中には、相次いだ長距離バスの事故に伴う規制強化や、バスドライバーの不足によって、ツアー運行コストが上昇し、海峡をまたいだバスの往来が難しくなっている可能性を指摘する人もいる。
これらの「車の動き」を反映して、車の移動を伴う「航走旅客」は、前年並み、またはそれをやや下回る水準で推移した。最多の8月が前年比1%減の7万8410人、最も少ない2月は前年比7%減の1万9790人、台風10号の余波が残った9月だけは21%減の3万9274人だった。
「一般旅客」は最大2倍の月も
一方、「一般旅客」は増加が著しい。4月は、前述の通り特殊事情があったものの、前年比80%増となった。5月以降は、車の移動が大幅に落ち込んだ9月ですら前年をわずか15人ながら上回り、本稿の執筆時点で伸び率が最大だった2月は前年の2.18倍の9143人、実数が最も多かった8月は2万5729人と23%増えている。旅客全体に占める一般旅客の割合は、2015年度実績で2割弱と絶対数が少ないものの、「客船」としてのフェリーの存在感は、確実に増している。
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