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旅客船・高速船・フェリー等のスレ
392
:
とはずがたり
:2015/11/09(月) 15:31:25
>>391-392
●誤算
だが、誤算が生じた。一時は第一中央汽船の15%の株式を保有する第2位の大株主で最大荷主だった住友金属工業が、12年に新日本製鐵と合併し新日鐵住金となったことだ。
第一中央汽船は、海運第2位の商船三井と住友金属工業との関係が深かった。同社の歴代社長は1990年代まで住友金属と商船三井の出身者が、交代で務めていた。だが、01年3月期に3期連続の最終赤字に陥った後、住金出身者の社長は途絶えた。その後は、商船三井が4代続けて社長を送り込んだ。
12年、住金は新日鐵と合併して新日鐵住金となり、同社は第一中央汽船との資本提携を解消した。14年3月期末には新日鐵住金は14.0%を保有する2位の大株主だったが、15年3月期には大株主名簿から名前が消えた。筆頭株主は16.6%を保有する商船三井。第一中央汽船は商船三井の単独所有となった。
一方、NSユナイテッド海運は10年10月、海運首位の日本郵船系の新和海運と旧新日鐵傘下の日鉄海運が合併してスタートした。15年3月末時点の株主は新日鐵住金が34.0%の筆頭株主。日本郵船は18.7%で第2位の株主だ。
新日鐵住金は鉄鋼や石炭を運ぶバラ積み船の用船を、NSユナイテッド海運に集約した。旧住金系の第一中央汽船を切り、旧新日鐵系のNSユナイテッド海運を使うことにしたのだ。新日鐵住金が、赤字を垂れ流し続ける第一中央汽船とNSユナイテッド海運の合併に同意する理由はない。
第一中央汽船は鉄鋼再編の大渦に巻き込まれ経営破綻した。同社は倒産時点で運航していた120隻の外航船の数を、半分以下の50隻強にまで絞り込む大手術を実施することで船主側と大筋合意した。この段階で経営再建を主導するスポンサーが現れるのだろうか。商船三井も三井住友グループも、これ以上は第一中央汽船を支援しないだろうと取り沙汰されている。
海運業界を取り巻く環境は悪い。第二の第一中央汽船が出てくる可能性も指摘され始めている。
(文=編集部)
NSユナイテッド海運
https://ja.wikipedia.org/wiki/NS%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E6%B5%B7%E9%81%8B
新日鐵住金の前身で財閥解体によって解体された日本製鐵(日鉄)の後継会社として1950年に設立された日鐵汽船を前身とする。その後いくつかの合併を繰り返して新和海運となり、2010年10月に同じ外航海運業者の日鉄海運と合併してNSユナイテッド海運に社名を変更した。
沿革[編集]
1947年 - 東邦海運株式会社創立。南満州鉄道の子会社であり、同社の閉鎖機関指定によって事業停止状態に追い込まれた大連汽船株式会社(1907年創業、1925年設立)の第二会社であった。
1950年4月1日 - 日本製鐵(日鉄)の海運部門を引き継ぐ第二会社として、日鐵汽船株式会社設立。
1951年1月 - 日鐵汽船、東京証券取引所・大阪証券取引所に株式を上場。
1962年2月 - 日鐵汽船・東邦海運が合併し、新和海運株式会社に社名変更。
1964年5月 - 海運再編政策による企業集約で、日本郵船の系列会社に。
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