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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

389チバQ:2015/10/25(日) 17:07:10
http://www.sankei.com/premium/news/151005/prm1510050002-n1.html
2015.10.8 07:00
【話題の肝】
トーキョーの風情と人情を川面から アキバ-羽田の船便ツアーに体験乗船 本格運航に手応え…




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 水上から東京の景色の移ろいを楽しもう-。国土交通省などでつくる「秋葉原・天王洲・羽田空港舟運プロジェクト準備会」は、東京・秋葉原の万世橋と羽田空港(東京都大田区)の船着き場を結ぶ船便の定期運航を目指し、19〜26日まで実際に乗客を運ぶ試験運航を実施した。採算性や将来性の検証を進め、初となる都心間舟運を実現させることで、増加する外国人観光客を取り込むのが狙いだ。歴史豊かな狭い水路や特色ある橋の数々にウオーターフロントの巨大ビル群…、さまざまな東京の“顔”を楽しめる小舟の旅を体験してみた。(福田涼太郎)

近未来の街から歴史豊かな旧花街へ…神田川下り

 秋葉原の電気街から目と鼻の先、神田川にかかる万世橋(千代田区)。現在の石造りのアーチ橋となったのは85年前の昭和5年だが、今もモダンな雰囲気を醸し出している。

 当時、橋の直下では地下鉄銀座線の建設工事が進められ、船着き場は工事資材を運び込むため、同年に両岸のたもとにつくられた。橋と一体化されたつくりで、こちらも年代物だ。

 試験運航開始を前にした15日、秋晴れの空のもとで報道関係者を対象に、秋葉原側から実際の航路をたどる試乗会が行われた。

 船着き場に横付けされた船は、全長11・7メートルで定員約40人の小型船。タラップを降りて乗り込むと、屋根や壁がないため、見通しがよくて風も心地よい。

 「それでは出発します」

 橋の上にいる見物人らに見送られながら、ガイドの男性による合図とともに船着き場を離れた。

 川幅が狭い神田川を自転車より少し遅い程度の速度で下り始めると、さっそく橋をいくつかくぐる。いずれも立ち上がって腕を伸ばせば、手が届いてしまいそうな近さだ。

 「秋葉原は当初、『アキバハラ』だったのですが、そのうち言いやすい『アキハバラ』に呼び方が変わっていきました」

 ガイドによる橋や街にまつわる歴史の説明が続くうちに、屋形船の係留エリアへ。すると、旧花街としてにぎわった柳橋(台東区)辺りで、着物姿の女性が奏でる三味線の調べに迎えられながら、川沿の老舗船宿に到着した。

 「♪柳橋から吉原へ〜」

 昔ながらの小唄も披露され、水上にいながら名物のつくだ煮などを購入できる。外国人観光客が喜びそうな趣向だ。

 このポイントを過ぎると隅田川に入り、一気に川幅が広くなった。

名高い橋の数々、建設進む新名所…水上から景色の移ろい楽しむ

 神田川と隅田川の合流地点付近からは、川上方向の真正面に東京スカイツリー(墨田区)が間近に見え、ビルの合間には両国国技館(同区)を眺めることができた。

 隅田川は船の交通量もぐんと増す。観光船が盛んに行き来しており、乗客同士で手を振り合う姿も。

 下流に進むと、いずれも国の重要文化財で、今では珍しいリベット打ちでつくられた清洲橋、美しいサイドアーチ型の永代橋、かつて橋桁以上の高さの船を通すために橋の両サイドが上に開いた勝閧(かちどき)橋など、「橋好き」でなくとも興味をそそる橋の数々を目にする。

 見どころは橋だけではない。つくだ煮発祥の地である佃島や築地市場、2020年東京五輪の選手村を建設予定の晴海地区(中央区)、来年11月の開場に向けて建設が進む豊洲新市場など、新旧入り交じった東京の顔が次々と姿を現す。

 臨海副都心のシンボルの一つであるレインボーブリッジを真上に眺めながら進むと、港区から横浜市を南北につなぐ京浜運河へ。

 「船だー」「おーい」

 岸を散歩中だった幼児たちが、こちらに向かって盛んに手を振ってきた。運河は岸との距離が近く、人とふれあえる機会が多いのも楽しみの一つだ。


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