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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

378とはずがたり:2015/09/29(火) 19:40:19
年間赤字8億円の航路再建へ 佐渡汽船の高速フェリー「あかね」好調の理由
2015.09.21 若勢敏美
http://trafficnews.jp/post/43325/

佐渡汽船が2015年4月に就航させた高速フェリー「あかね」が、年間8億円もの赤字が出ていた航路を立て直そうとしています。

日本でただひとつの外国建造フェリー
 日本国内に、外国で建造された高速フェリーが走っているのをご存じでしょうか。佐渡汽船(新潟県佐渡市)が北陸新幹線の金沢延伸開業に合わせて今年、2015年4月21日に就航させた「あかね」です。日本国内で運航されている外国製の高速フェリーは、この「あかね」が唯一です。


「あかね」登場で小木直江津航路は1時間短縮された(写真提供:佐渡汽船)。
「ウェーブピアサー」と呼ばれる双胴タイプの快速船「あかね」。その導入は、はたして成功だったのでしょうか。2015年9月中旬、インタビューに応じた佐渡汽船の小川 健社長は、「もし、『あかね』投入を決めていなかったらと思うと、ぞっとする」と、就航から半年間の手ごたえを明らかにしました。

なぜ年間8億円もの赤字に陥ったのか
 北陸新幹線と佐渡島。この関係を即座に思い起こせる人は、日本海側の地理に相当詳しいに違いありません。実は本州から佐渡島に向かうルートは、新潟〜両津間を結ぶメインルートを含めて、地図のように3ルートあります。

 このうち新潟県第2の都市、上越市の直江津港と佐渡の小木港を結ぶルートは、「海の350線」といわれるように、佐渡島を走る国道と本州と結ぶ「国道フェリー」の役割を担っています。

 以前、この直江津〜小木航路には1日2便の在来型フェリーが運航されており、「午前便は釣り客を含めて近場の乗客。午後便は近畿圏など遠方の乗客が多かった」(小川社長)という乗客構成でした。

 しかし燃料油の高騰や観光客の減少、さらにはリーマンショック後の不況もあって、それまで2隻投入していたフェリーの減船を強いられ、2008年からは1隻運航、1.5日に1航海という変則的な減便体制に移行しました。

 そしてこれにより、運航ダイヤが分かりにくくなったこともあって、それまで年間20万人だった輸送人員が13万人程度まで減少。「年間7億から8億円の赤字」(小川社長)を発生させる“お荷物航路”になっていたといいます。

 こうした状況のなか佐渡汽船は、航路撤退や在来型フェリーの新造、新潟航路に投入しているジェットホイルとの組み合わせといった航路再編計画を検討してきました。そして北陸新幹線が延伸開業すれば、東日本からの観光需要の高まりが期待できるとして、2013年に双胴型高速フェリーの投入を決めます。

きっかけは青函航路の「ナッチャン」
 佐渡汽船は、豪州タスマニアのインキャット造船所で建造されているこのウェーブピアサーに、どのようにしてたどり着いたのでしょうか。このあたりの事情について、小川社長は、「きっかけは『ナッチャン』です」と笑う。


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