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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

354チバQ:2014/09/18(木) 07:53:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/561698.html
「交流途絶える」地元懸念 日ロフェリー、運航会社が撤退検討(09/09 10:01、09/09 11:35 更新)ハートランドフェリーが日ロ定期航路に使っている「アインス宗谷」
ハートランドフェリーが日ロ定期航路に使っている「アインス宗谷」
 【稚内】ハートランドフェリー(札幌)が2015年度の運航を最後に、稚内―ロシア・サハリン州コルサコフ間の日ロ定期航路から撤退を検討していることが明らかになり、これまで同航路を使ってロシアとの交流を進めてきた地元関係者からは「航路がなくなれば、ロシアとの交流が途絶え、国にとっても不利益」との声が上がっている。

 定期航路は1995年からロシア船で就航、99年から同社の「アインス宗谷」で夏季のみ運航している。戦後、サハリンに残された日本人の一時・永住帰国関連だけでも、定期運航前の90年からこれまでに、延べ約2400人が同航路を利用してきた。

 残留邦人の一時帰国などを支援する「NPO法人日本サハリン協会」(東京)の斎藤弘美代表は「航路は日本とサハリンがつながった象徴だった」と振り返る。一時帰国の際、日本でしか買えない納豆を大量に購入し、冷凍して翌年まで大切に食べるという人もいる。「飛行機ではたくさんの荷物を持って帰れない。活動の原点となる航路がなくなったら、協力してくれた稚内との縁も薄くなりかねない」と心配する。

 稚内港利用促進連絡会議の会長を務める稚内建設機械の藤原直樹社長は、サハリンの子供を稚内に招きスポーツ交流を行うなど、草の根交流を続けてきた。今月4日からはサハリンの民間サッカーチームを招き、市内で交流試合を開いたばかり。藤原社長は「飛行機だと運賃がフェリーの倍近くかかるので、日ロの人的交流が途絶えてしまう可能性がある。サハリンの住民の中にも航路存続を求める声は多い。航路の維持に向け、誰かがリーダーシップを取る必要がある」と行く末を懸念する。

 また、39年(昭和14年)に旧ソ連のインディギルカ号が猿払沖で遭難した際、村民が生存者を救助した縁で交流を深めている猿払村は、友好姉妹村のサハリン州オジョルスキー村との間で、中学生ら訪問団が互いの村を行き来する事業を91年から行ってきた。村総務課は「定期航路がないと、今後の交流内容を見直さざるを得なくなる」。

 稚内商工会議所の中田伸也会頭は「撤退方針は正式に聞いていないが、稚内はこの航路を通じサハリンと地域間交流を続けてきた。日ロ関係、道とサハリンの関係を考えると、航路を存続しなければならず、市全体の問題として考えていきたい」としている。(田口谷優子、佐々木馨斗)


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